学校選びで気になる事。
何度かお伝えしてきましたがなるべく「体験授業」に参加して、自分の子どもがどういう扱いを受けるかは確認してみてください。
特に「個性的」なお子さんをお持ちの方は、よく目を凝らして見てください。
模試の成績でだいたいの志望校を絞っていきますが、受験するかも?と思う学校には必ず行って、校長先生のお話を聞いてください。
校長先生の方針で学校は決まります。
私立も引き抜きやら、定年やらで校長は変わります。
お金の面で言うと、せっかくの「私立」なのに、塾に入れないと学校の勉強に付いていけない場合があります。
その場合、授業料+塾代がかかってきますので、要注意です。
具体的には言えませんが、学校に入ってからも、ほとんどの生徒がやっと「受験」が終わったのにも関わらず「塾通い」を続けているところもあります。
せっかく「私立」にいれるなら、塾に行かなくても面倒を見てくれるところがオススメです。
先生自体はどのくらいの生徒が塾に通っているのかを把握していない場合があるので、確認方法としては、学校を訪れた際に直接生徒に聞いてみてください。
ちなみに「芝」で聞いたのは、1~2年生でも「英語」の塾に通っている子はいると聞きました。
後は、高2くらいからはさすがに「塾通い」が増えるそうです。
我が家も今「英語」に苦戦中です。
小さい頃「英会話教室」に入れ、「英語」を嫌いにしてしまいました・・・
嫌いにしてしまうくらいなら、何もしない方がマシでした・・・
内申点の取れる子は「公立中学」でもいいと思いますが、中学の内申点で「だいたいどこの高校」を受験できるかは決まってしまいます。(最終的にどこを受けるかは本人たちの自由です)
ただ、内申点が取れなくても「私立」は学力で受けられます。
「内申点」が取れれば更に「私立」の推薦が取れます。
「中高一貫校」をオススメしたいのは、高2で高3までの勉強を終え、高3の1年間を受験勉強にまわせる所です。
公立中学3年間、公立中学3年間だと、受験勉強の時間が足りず、1年「浪人」も視野に入れる場合があります。
公立中学を選ぶ際は、説明会や、学校公開に参加して必ず様子を見てください。
近所なので、実際に通っているお子さんのママにも話を聞いてみてください。
今、千代田区の「麹町中学」が話題となっていますが、自分の住んでいる地区の行ける範囲で「公立でも評判のいい学校」があったりします。
学校選択制度がある場合は、確認して選んでください。
無理して「偏差値」の高い学校に入れると、学校の中での成績が常に下位となり、自信を失ってしまうケースがあります。
「花まる」の高濱先生が講演会で「引っかかったら不幸の始まり」とおっしゃっていた事があります。
最上位校だと、世の中的にはものすごく優秀なのに、最優秀の中での比較となり「自分はダメなんだ・・・」と自信を失くしてしまう事があります。
具体的には、学校に入って常に上位3分の1くらいまでにいられると、安心かな?と思います。
無理して入って、辛い思いをしそうな子は、学校選択の際、考えてみてあげてください。
全然「成績下位でも気にしないわ!」という子は大丈夫だと思います。
ただ、思春期になり、ずっと最下位辺りの成績で、心の安定が保てるかどうかは、現地点ではわからないと思います。
お子さんをよく見て、学校選びをしてあげてください。
もちろん、子どもが「どうしても行きたい学校!」というものがあれば、そこを目標にするのがいいと思います。
そのためには頑張れますから。
前半の「説明会」シーズンです。
意外な学校が「志望校」となるかもしれません。
なるべくたくさんの学校を見てください。

いま、ここで輝く。 ~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室
- 作者: おおたとしまさ
- 出版社/メーカー: エッセンシャル出版社
- 発売日: 2019/05/14
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る