「中学受験」って大変。

「中学受験」第一志望を逃して落ち込むも、立ち直る。個人的な勝手な思いを綴ったブログです。参考程度にしてください。講演会のお話も書きます。

「中学受験」。「中学受験合格体験記」を読んで思った事。

同じ「塾」に対してでも、落ちた人とでは思いが違うんだろうな・・・

塾でもらったのは表紙に「中学受験体験記」と書かれてはいるが、実際は「中学受験合格体験記」だった

そりゃこれから受験をする「新6年生」の保護者に配る冊子なんだから、不合格の人の話は出てこない。

というよりも、そもそも「不合格者」には、原稿依頼すらなかった

「こうしたら落ちますよっていうの私、書きましょうか?」と先生に尋ねてみたが、苦笑いで流された。

「合格体験記」の中には、塾や先生への感謝の言葉が並んでいた。

そりゃそうだろう、この為に何年もがんばってきて、それが「成功体験」に繋がったんだから、誰にだって感謝したいはず

 

私は受験終了後も毎日「塾」に行っていたが、合格者のお母さんたちは、嬉しそうな顔で、「菓子折」を持ってお礼にみえていた。

ダメだったお母さんたちが、どう思っているのかはわからない。

ただ昨年、一学年上の知り合いのお母さんが激怒して私に訴えてはいた。

私も5年生の頃先生に「落ちて怒鳴りこんできた人っていますか?」と聞いてみたが、「う~ん、まだそんな人はいないかも」と言われたので「心しておきます」と笑いながら話していた。

きっと「塾が悪い」「塾のせいだ」と思っているお母さんもいるだろうし、「がんばったけどこれが中学受験。こういう事も覚悟の上」と思っている人もいるだろう。

私も、親子ともに「甘かった」という思いがある。

でも、塾のせいにもしたい気持ちもある。

信じていたのに・・・

芝を受験するなら、いちばん上のシグマクラスではなく、Aクラスで基礎固めをする方がいい」と言われてそれに従った。

息子の成績は、シグマクラスの下の方の子より上だった。

夏に行われた「勉強合宿」でも成績順のクラス分けで、シグマの子に交じって上にいた。

校舎長は6年生になると、よっぽどの事がない限り、クラス替えはしないと言っていた。

シグマクラスに入る学力はあるけど、第一志望が「芝」なのでAクラスのままだった。

それに息子には今までやっていなかった「シグマクラス」の課題の量に付いていけないとの判断もあったと思う。

今となってはやらせてみて欲しかった。

決定的に違うのは「意識」の高さ・・・心が足りなかったか・・・

シグマの子どもたちはもう「大人」だった。

それでも入れて欲しかった。

いい方の「同調圧力」が掛かれば、そちら側に行けるかもしれない。

「集団塾」に対しては「やる気溢れる子たちに囲まれる」と言うのを望んでいた。

「みんながやるから、自分もがんばる」というやつだ。

 

私は「先生が言うならそうなんだ。芝ならAクラスがいいんだ。そっちの方がいいなら、しょうがない」と考えていた。

ところが実際に「芝」に合格したのはシグマクラスの子だけだった

「芝を受験するならAクラスがいいって言ったじゃない!!」と思った。

結局Aクラスからは「芝」の合格者は1人も出なかった

これって先生の読みが甘かったんじゃないの!!と思った。

「芝」に入るには、シグマクラスレベルの勉強が必要だったんじゃないの!!と思った。

校舎長には「Aクラスから1人も芝の合格者なんか出てないじゃないですか!!」と詰め寄った。

校舎長は「う~ん、行けると思ったんだけどな・・・」とおっしゃった。

先生たちが口を揃えて「合格できると思った」とおっしゃるからには、恐らく息子は合格できるくらいの学力はあったのだろう。

シグマクラスで、怖い怖い「校舎長」の下で勉強していれば・・・と悔やまれる。

「シグマ」からしか合格者がでないとわかっていれば、「シグマクラスに入れてください!」と強く言えたのに・・・

先生自身が「Aクラス」がいいと思っていたんだから、シグマに上がる訳がなかった。

前年度はAクラスから「芝」の合格者が出ていた。

「芝」の問題傾向、プラスそれがあって先生たちは息子を「Aクラス」と考えていたのかもしれないが、読みが甘かったと思っている。

大好きな「塾」だし、大好きな「先生たち」だが、一生に一回の「中学受験」だ

合格したかった

受験後に6年の担任の先生に向かって「合格できるって言ったじゃないですか・・・」と言うと、「模試で80%偏差値って出てるでしょ。中学受験に100%はないんですよ。何があるかわからない。2割は落ちるんです。だから80%偏差値なんですよ」と言われた。

その意見は腑に落ちなかったが、もう黙っていた。

本心は「ふざけんなよ!」と思っていた。

もちろんいろんな事が重なっての不合格なのだろう。

仕方がなかった。

 

今の学校は気に入ってるが、第一志望の「芝」に合格してたらどんな気持ちだっただろう?と考えるとまだ少し切ない気持になる。

結局、こういう事も含めて「芝」とはご縁がなかったんだろうな・・・

でも、こうして文章にしてみると「塾」ではなく、「先生個人」に対して不満があった事に気が付いた・・・私は心の中で先生に対して、ずっと納得いってなかったのだ。

よくしてもらったのに申し訳ない。

実は、本当に息子を見てもらいたかったのは違う先生だった・・・

「個性的」な息子をよく理解して、上手に誘導できる先生。

集団塾でそんな願いが叶うはずもない。

ダメだ・・・こうして思い出したら涙が出てきた。

こういう風に過去の嫌な記憶を掘り起こすのはよくないな・・・

何だかんだ言ってももう終わった事。

これからはこの経験を生かした未来の事を考えていきたい

 

どこの塾がいいとか悪いとかではなく、先生の言葉を全て鵜呑みにせず、親の状況判断は必要かな・・・と思う。

受験は思ってもみない事が起きる。

あれ?去年まではこれで大丈夫だったのに・・・という事が起こる。

前年度までの結果はあくまでも「傾向」であって、「確実」ではない

通例とされていたものが、ガラッと変わる事だってあるかもしれない。

何があっても大丈夫なように、心の準備だけはしておいた方がいいのだろう。

塾を信じたなら、信じ切った方が幸せかもしれない。

どうか悔いのないようがんばってください。

 

 

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