「中学受験」って大変。

「中学受験」第一志望を逃して落ち込むも、立ち直る。少しでもこれから受験する方の参考になりますように。講演会のお話も書きます。未熟な母です、「反面教師」で。

「中学受験」ってほんと大変。それでも受験してよかった。

ブログを書いていて、自分のモヤモヤに気付いた訳だが・・・

2年間ずっと感じていた「違和感」。

何でだろう?と思っていたら、担任の先生に不信感を持ってた事に気が付いてしまった。

ベテランだし、保護者からの信頼も厚いし、何人もの合格者も出している。

親切で穏やかでいい人だった。

ただうちの息子には合わなかった

やさしい人には調子に乗り、なめてかかって言う事なんて聞かない。

「褒めて伸ばす」方式ではうちの子はやらない。

褒められると「俺、出来んじゃん」と返って調子に乗り、サボる方へと流されていく

先生は「ああいうタイプは、本気さえ出せば合格できます。彼なら、本番当日さえ集中できれば大丈夫です。」と言っていた。

そして上から2番目のクラスにいた息子は、周りを見て「俺、出来んじゃん」と思っていた。

上に天才たちが集まる「シグマクラス」があるのに、その存在を忘れているかのようだった。

私としては「シグマクラス」に入って「俺、やばいじゃん」と思って欲しかった。

このベテランの先生はこれまでの経験から「芝中」の受験にはAクラスの勉強が1番合っていると思っていた。

だからいくら息子の成績が上がっても上のクラスには入れてもらえなかった。

だが結果としてAクラスからは誰1人「芝」の合格者はでなかった。

これを参考にして、来年は違った方法が取られるのだろう。

 

塾には他に息子を扱うのが上手い先生が3人はいた。

6年生最後はその先生に見てもらいたかったな・・・

担任の先生はいい先生だと評判だし、確かにいい先生なのだろう。

ただ私が感じた「違和感」はいつも息子に対する主語が「ああいうタイプは」となっていた事。

「ああいうタイプ」ってどういうタイプ?

今までの経験から、それまで見てきた子たちと一緒くたになり、その中の誰かを思い浮かべて「こうすればいい」と判断していたのだろう。

でも、うちの息子は1人だから。

他に代わりはいないから。

感じていた「違和感」は他にもあった。

受験のプロなので、データーを分析して、いろいろな判断をしている。

「こういう子はこの学校が合ってる」「こうすれば合格できる」等、データーに当てはめて考え、助言してくれる。

が、私が「巣鴨」を受けたいと言った時、「あそこは合わないからやめた方がいい」と言われた。

そうなのかな~?と思って一旦諦めたが、本当は見てもらいたかった3人の先生に聞いてみたら全員口を揃えて「いいと思いますよ。合ってると思います」と言われた。

もちろん私はこの3人の先生の意見を取り入れた。

他の先生に聞いてよかった~と思った。

受験のプロとして、アドバイスしてくれるのはいいが、「こういう子はこうする」「こういう子はここがいい」等と全部型に当てはめて考えていたんだと思う。

私にはそれがパズルゲームのように感じられた。

自分が思った通りに駒を動かして、合格したら勝ち!みたいに「今年はこのやり方が当たった~」と楽しんでいるように思えた。

「合格させてあげたい!」という気持ちは同じなのだろうが中身が違う気がした。

「受験に合格させる」というのを仕事と捉えた場合、それも有りなのだろう。

データー分析は必要だし、それで「合格」するならO.K.だ。

ただ落ちた時に「20%は落ちるんです。だから80%偏差値なんです。」なんて言われたらたまったもんじゃない。

子ども達の「合格」「不合格」も、これがよかった、これがダメだったか・・・と次の子どもたちの受験に向けてのデーターとしか捉えてないんじゃないかと感じた。

本当に見てもらいたかった先生たちはいつも主語が「○○は」と息子の名前だった。

「このタイプ」「ああいうタイプ」という言葉は一切でなかった。

一生懸命やってくれた先生には申し訳ないが、心が感じられなかった。

 

ほとんどの大手塾はこんな感じなのかもしれないな・・・と思うが、「花まる」からの流れで私が期待していたのは全く違う。

塾を選ぶ際には、どういう先生がいるのか、自分の子どもに合う先生はどんな先生かを見極めなければならないな・・・と思う。

「個別」で担当してくれた先生は息子に合っていた。

息子に合った教え方をしてくれて伸ばしてくれた。

 

 ↓ 高濱先生が「日本一の先生」とおっしゃった栄光学園の井本先生の本。井本先生こそが「いい先生」だと思います。

いま、ここで輝く。 ~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室

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受験はして良かったと思っている。

一生のうち、こんなに勉強する機会はなかなかない。

知識の積み重ねとして将来必ず役に立つ。

中学生になった今、先日行われた「英語」のテストが出来なかったらしい。

息子が顔面蒼白で「赤点って取ったらどうなるんですか?」と聞きに来たと担任の先生に言われた。

テストができないとヤバイという事に自分で気が付けるようになった。(笑)

これも成長だ。

 

先日、高濱先生の講演会で、「6年生の2月、勉強して勉強してピークを迎えて受験。その後、夏に向けて一気に下降するんですけどね~」とおっしゃっていた。

やらされてきた勉強だときっとそうなるのだろう。

うちは最後の2日間だけは本気を出した。

そこに期待して、自分でやってくれるといいな・・・と願うばかりだ。