選ぶ選択もあれば、選ばない選択もある。
●まずはたくさんの学校を見る事。←思いもよらない学校が子どもに合う場合もある。たくさん見て行くと「大発見」があるかもしれない。
●自分の子どもに合った学校を探す事。←自分の子どもの特徴を鑑みて判断する。
●自分の子どもがその学校に通った姿を想像してみる。←しっくりくるかどうか考えてみる。
●実際に通っている生徒の様子を見る。←楽しそうにしているのか等、目の輝きを確認してみる。
●笑顔が溢れているかどうか?←学校を楽しいと感じている子がたくさんいるかどうか。
●先生の目線は子どもたちに向いているのか?←大事な我が子を預ける場所。先生が違うところを向いている所には預けたくない。
●私立学校には学校ごとにたくさんの特色があるが、「学校説明会」という限られた時間の中で、そのその学校が何を選んで話したかを知ることが大事。←その学校が何を大切にしているかを知る機会となる。つまりはその学校の「ウリ」
●できれば登下校の様子を見る。←我が家は6年生の時、振り替え休日に、登校時刻に合わせて「芝中」「栄光学園」に実際に行ってみた。みんな遠くから通っているので、結構遅刻している子が多かった。その中でも焦って走っている子もいれば、のんびり余裕で歩いている子もいた。
●電車の混み具合、学校までの様子を確認しておく。←学校説明会はだいたい土日に多いので、平日の通学時間帯の様子を確認しておいた方がいい。
●自分の子どもを安心、安全に預けられる場所かどうか?←学校の周りを見たり、安心、安全が守られているかどうかは確認しておく。
●親の教育理念に合っているのかどうか?←中学受験は親の受験。まだまだ子どもが学校を選ぶのは難しいので、どういう子に育って欲しいのかを考えて、その考えに合っている学校を探す。
●できれば通っている子ども達に直接質問してみる。←先生たちが把握していない情報を得る事ができたりする。基本子どもたちは正直なので、いろいろ知れる。
●男子校、女子校、共学校、大学付属校、それぞれの特色を考えて選んでみる。←自分の子どもはどこに所属すれば伸びるのかを考えてみる。
●自分の子どもがどこの学校行けば伸びて行くかを考える。←偏差値にとらわれず、子どもの成長に焦点をあてる。
●子どもがどこまで自己決定したかが大事。←例え親が決めたとしても、子ども自身が決めたと思うようにする事が大事。でないとがんばれないし、言い訳したりする事になる。
注意する事・・・・
「学校」に行く時に、親がイライラした状態のまま、一緒に学校に行くだけで、子どもは「何だかこの学校嫌だな」と思ってしまう事がある。
その反対に、帰りにちょっと「おいしいもの」を食べただけで、「いい学校だったな~」と思ったりもする。
それを上手く利用できるといいな~と思った。
「感覚的にここは違うな?」と思った時は、入ってから後悔しないためには選ばないという選択肢もある。
この日シンポジウムにみえていた先生の中に、お子さんを受験させた方がいて、2つの「塾」に合格したが、子どもにどっちの塾がいいか?尋ねた時、「こっちのイスの方がよかったからこっち」という選び方をしたと伺った。
子どもってこんな事で左右されるのだ。
ちょっとしたきっかけで学校が好きになったり、嫌いになったりする。
親は自分の「理念に合った学校」をいかに我が子に好きにさせるかの「勝負」がかかっていると思う。
がんばってください。