初めての「過去問」には愕然とした・・・
「過去問」は全ての単元を終えてから・・・という事で、6年生の9月から始まった。
第一志望校が「芝」だったので、もちろん芝の過去問から始めた。
結果は惨憺たるものだった。
こんなんで「芝」受験できるの?というような点数だった。
塾の先生は「最初はこんなもんですよ。」とおっしゃっていた。
過去問は「志望校数校」を過去3年分遡って、古いものから順番にやれと言われた。
(一番上のシグマクラスでは過去5年分だった。ここでもシグマとAクラスでは差があった。勉強量が圧倒的に違った。シグマに入れて欲しかった・・・)
うちはまた先生を無視して「芝」しかやらなかった。
「芝」を完璧にしてやろう!!と思っていた。
5~6回に1回くらいは、受験するであろう別の学校もやってみた。
「過去問」が始まると親はスーパーやコンビニの「コピー機」を占領する事となる。
1時間、2時間当たり前にコピー機の前にいる。
途中何度もお店の人に用紙を足してもらわなければならない。
結構つらい作業だ。
足も痛い。
他人の視線も気になるし、他の人が来たら一旦譲って、また再開する。
私は、お年寄りのコピーを変わりに何度かやってあげた。
その方が早いから。
解答用紙は教科ごとに倍率が違うのでいちいちめんどくさい。
気を付けなきゃならないのは、量が多いので、10円コピーに行くと高くつく。
私は100円ローソンか、スーパーの5円コピーに行っていた。
100枚で500円も違ってくる。
1000枚だと5000円だ。
1000枚以上はコピーする。
学校1校に付き、3年分やっても1時間以上かかる。
それを数校分やらなければならない。
冬だし、寒いし、足も痛いし、みんな見るし、コピー機壊すし、大変だった。
「過去問」コピーはは覚悟しておいてください。
過去問を解いて、間違えたところをもう1度解き直す。
わからなければ「解説」を読んで解く。
この繰り返しだが、結局「解説」を読んで、納得して、分かったつもりになっていただけだった。
答えの説明ができなかった。
おまけに「芝」の過去問をやり過ぎて、もう答えを覚えてるんじゃないか?というくらいになっていた。
「芝」の5年分くらい、合格者最高点を超えるくらいになってしまった。
「志望校」の過去問を何回も解くのはいいらしい。
それは何度も解いているうちに、自分で傾向が分かってくるからだ。
ただ、本当にやり過ぎた。
2月1日に落ちた時、「芝」の2回目の4日に向けて勉強するのだが、初見でないと意味がなくなり、かなり古い問題を解く事になった。
それも、合格者平均より取れたんだけどな~・・・
因みに「個別」でも「芝」の過去問を解いて教えてもらっていたのだが、教室長が「過去問古いのからやってるんですか?2度と出ない問題古いのからやってどうするんですか?頭悪すぎる。新しいのからやって、今の傾向知る方が大事でしょ。」(←関西弁で。)と言われた。
私もそう思う。
今はどの塾でも「過去問」は新しいものからするというのが普通らしい。
「過去問」は授業でするわけではなく、それぞれ個人でやるので、古いの、新しいの、どっちがいいのかは親が判断すればいいと思う。
授業では見てくれないが、解答と一緒に丸付けした答案を出すと、先生がコメントを付けて返してくれた。
ただ、全生徒分のスゴイ量の答案なので、なかなか返ってこない。
先生方はずっと、自宅にまで持ち帰り、答案チェックをしてくれた。
ありがたいんだけど、次々溜まって行くので、返ってくるのが遅くて間に合わなかった。
その点「個別」はその場で聞ける。
やっぱり、「塾」と「個別」、両方行くのをオススメしたい。