さすがに2月2日の「栄光学園」入試の日、講堂で読まれるのは恥ずかしかった。
いつまでたっても「やる気」を見せない息子にずっと焦りを感じていた。
「芝に行きたい!」と言う割に、全く勉強しない。
「勉強しないと落ちるんだよ」と言うと「わかってるよ」と言うがやらない。
男子特有の「根拠のない自信」から本人は受かると思っていた。
結果はというと、やはり「本気でやり抜いた子」たちが合格を勝ち取った。
ほっとくとやらないぞ・・・
実は今回の「中間テスト結果」を見たFCの先生に「あいつはほっとくと絶対やりませんよ。無理にでもやらせた方がいいです。」とのアドバイスももらっている。
私もそう思う。
もう諦め半分で、「勉強しないならしないでいいけど、自分で稼ぐ手立てを見つけろよ。」と思っている。
このところ、高濱先生の講演会続きで、学校の成績だけが全てではなく、「自分でメシを食う」にもいろんな手段があるんだなと知ることができた。
とはいえ、受験生、やっぱり合格したいし、「好きな学校」に入ってからのビジョンというのは描きやすい。
息子は「国語」の成績が良かったのだが、漢字は見ただけで覚えいた。
親から見ると息子が読む本は「しょうもない本」なのだが、出てくる漢字は役立った。
夢中になって読んだのが「ちびまる子ちゃん 満点ゲットシリーズ」。

ちびまる子ちゃんの国語14冊セット (ちびまる子ちゃん/満点ゲットシリーズ)
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/04/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
|
この本は自らトイレにまで持ち込み、夢中になって読んでいた。
常にトイレには2~3冊この本がストックしてあった。
さくらももこさんが、4コマ漫画で「ことわざの意味」をおもしろおかしく表現してくれている。
笑いながら覚えられるところが、優れモノだと思う。
他にも「ヨシタケシンスケ」さんも「ことわざの本」を出している。
ヨシタケさんファンは、こちらもいいかもしれない。
こちらも購入したが、息子はチラッと目を通した後、見向きもしなかった・・・
もっと小さい頃は「五味太郎」さんの絵本を読んでいた。
これも小さいながらに、大爆笑しながら読みふけっていた。
何故息子が、「ヨシタケ」さんの本にだけ、興味を示さなかったのか私にはわからない。
私が読んだら面白かった!
社会の狩野先生がいつもオススメしてくれるのは小学館の「まんが日本の歴史」
この本は、中学受験どころか、大学受験にも使えるとおっしゃっていた。
我が家も購入したが、真ん中の「戦国時代」以外は見事にピカピカのままだ。(笑)
しかし、その昔は「全巻ピカピカ」だったので、興味を持った瞬間に、手の届くところに読み物があるのいうのはいい環境だったなと思った。
もしかしたら、今後、他の巻も読まないとは言えない。
ただし、買っても一切読まない子もいるので、そこは期待しすぎないでもらいたい。
うちも買ってから2~3年はそのまま眠っていた・・・
先日のテストで「世界史」の成績が振るわなかった息子。
今、「世界の歴史」の購入も考えている。
何がハマるかわからない。
いろいろ試してみよう。
中学入試まんが攻略BON! シリーズも面白かった。
息子は「栄光学園」入試の日にも、最寄駅からずっと電車の中で読み、学校に着いて、待機場所の講堂の中でも読んでいた。
「ここではやめて!!こんなバカが来てるよと思われる!!」と私が取り上げた。
我が家のように、「栄光学園」を受験する子たちがこれで勉強するとは思えないが・・・
もちろん「花まる学習会」からも面白い本がたくさん出ている。
この「10才までに覚えたい言葉」2冊とも、夢中になって読んでいた。
もちろん「大爆笑」で。
どうやら息子は「大爆笑」するような本でないとダメなのかもしれない・・・
ただ、この2冊も実際に語彙力を上げるという点では間違いなく役に立っている。
当時「10才までに覚えたい英語1000」も買おうとしたが、息子に「いらない」と言われたので諦めた。
↓ 家みたいにならない為に、小学生のうちにどうぞ。
が、先日の「英語テスト」でとんでもない成績を叩き出してきたので慌てて購入した。
10才までに・・・なのに。
藁をもつかむ思いだ・・・
今からでも間に合ってくれ!!と願っている。
↓ 受験で間違えやすい個所を「これどこがおかしい?」と問われる本。
オススメです。
このように「シリーズ」で出ている本というのは、それなりに需要があり、実際に役立っているものだと思います。
塾の先生も「マンガでも、本屋に並んでいるものはよく出来てますよ。」おっしゃっていました。
息子はこの本たちのお陰なのか、先日のテストでも「国語」だけは出来ていました。
言葉もたくさん知っているので、私を論破しようとしてきます。
本気でイラッとします。(笑)
なかなか勉強に興味が持てないお子さんは、入りやすい「まんが」から始めるのもいいのかな?と思います。
子どもが「今何に興味を持っているのか」を見極めて、1冊手に取ってみてください。
こればっかりだと困るけど、「勉強に向かうきっかけ」として、通塾の電車の中等で読むのがオススメです。