「中高一貫校」6年間で本当に子どもの学力を伸ばして「GMARCH」に入れた学校ランキング。
先日、2回目の「子育てシンポジウム」に参加した。
先生方に、私立の魅力について伺った。
↓ こんな記事が出ていた。中学偏差値30~40台から人気私大へ。
男子校の魅力としては、やはり「女子の目」がない事により、伸び伸び過ごせるという事が大きい。
共学の魅力は、男女の性差により、お互いが刺激し合える環境というところ。
女子校も女子に合った教育を考え進められるところがいい。
付属校の良さは、大学受験がない分、中学受験で我慢してきた自分の「やりたい事」に時間を割ける。
「公立」というのは、全体の「教育」を上げる。
どこに引っ越しても、どこに行っても、同じ教育が受けられるという風になっている。
それに対し「私立」は「建学の精神」の下それに共感した先生たちが集まり、異動も少ない。
自ら掲げた「教育理念」の基に、カリキュラムを組み立てる事ができ、教材も選べる。
その学校がこれから先の未来に何を目指し、何を見ているのかを親が読む必要があるとおっしゃった。
大学付属校での注意点は、どのくらい大学と連携しているか?の確認だ。
内部進学率が何%を知っておく。
学校選びで、親が見るのはこの「建学の精神」だろう。
我が子をどのように育てたいかで、学校を選ぶ。
できれば、説明会だけではなく、授業を見るという事を勧められていた。
1~2年生を見て、5~6年生を見て、どれだけ成長したかを見たり、子どもたちの授業中の様子を見て、楽しんで授業を受けているか?、授業内容はどうか?等を見る。
子どもを連れていくなら「学園祭」で、生徒たちの「素」の様子を見せる。
「こんなお兄ちゃんになりたい」が「受験」のモチベーションとなる。
子どもは感性で学校を選ぶ。
学食がおいしかった、このクラブに入りたい!等。
そこで親は子どもに「この学校に行きたい!」と思わせる仕掛けが必要だとお話された。
例えば「遠くの学校」の場合は、先に「もっと遠くの学校」に連れて行ってから、「あそこより近いね」等といった具合だ。
そこはそれぞれのご家庭で工夫してもらいたい。
「お子さんと一緒に生徒に話しかけてください」とう事もおっしゃった。
生徒の雰囲気を見て、自分がそこに居られるかどうかがイメージできるかどうか。
学校見学の際、気を付けてもらいたいのが「女子」はちょっとした親の一言で、親に気を使い「親が気に入らないなら、ここやめようかな」と考えるようなので、決して不満点を口にしないようにしなければならない。
他には「学校に入って楽しい」と感じるのは、やはり「友だち関係」が重要で、決して偏差値ではないというお話もあった。
注意点としては、HPや記事などでできた「イメージ」はとても危ういので、実際に学校に行き、空気感を味わう事が大事だとも教わった。
個人的に印象に残ったのが「鴎友学園」のきめ細やかな対応だ。
生徒に対して、ここまで理解し、ここまで先生方が深く考えて指導にあたってくださるのか・・・と感動した。
この時期の女子には「いわれなき不安」があるとおっしゃった。
その心の動きに対して、少しずつ成長できるよう指導してくださる。
女子のお母さんたちは是非「鴎友学園」の説明会に行ってもらいたいと思った。