現状を知りたい。
中学生はそろそろ「学校が日常」という具合になっている頃だ。
私は今を知りたくて、いろいろ参加して、なるべくたくさんの人の話を聞かせてもらう事にしている。
1学期がまもなく終わろうとしているが、既に各中学校ではいろいろな事が起こっている。
●1学期の間に「担任」がいなくなっていた・・・
「先生という職業」はブラックだと言われているが、精神を病んでしまい学校を辞めたようだ。
先生が追い詰められた原因はわからないが、子どもたちもある日突然「担任の先生」が変わっり、さぞ動揺した事だろう。
●せっかく入った上位校なのに、いじめを受けて不登校になり、退学してしまった。
この時期の女子は怖い。
女子というのが、どれだけ「いじわる」かをよく知っている。
高濱先生は、「女子は生まれた時からいじわる合戦をやってるので、そのお陰で心が強い」とおっしゃっていた。
会社に入っても、だいたいすぐ心が折れるのは男子だそうだ。
頭のいい子は大人たちにばれないように上手くやる。
いじめられた方が心が折れて、学校に行けなくなってしまった。
いろんな事を我慢して勝ち取った「合格」だったはずなのに、学校に行けなくなるくらい辛い目に遭わされるという現実。
入って安心はないのかもしれない。
それ以外にも、既に「問題を起こして退学」というのもある。
●どうしても行きたかった遠くの学校に行ったが、ホームシックにかかり、不登校になってしまい、学校を辞めざるを得なかった。
これまた死ぬほど勉強して入った学校。
新しい環境に臨んだが、そこはまだ13歳。
ホームシックに掛かってしまい、学校に行けなくなってしまった。
そして結局退学。
こういう事にならないよう、「我が子の性格をよく知る」必要があるなと思った。
ちょっとした「負荷」は成長に繋がるが、負荷を掛け過ぎると潰れてしまう。
家から出たら無理な子に、遠くの学校は選んじゃいけない。
そこでがんばり抜く子もいるだろうが、ダメな子もいる。
判断は難しい。
↓ 今は学校に行かなくても勉強する方法もあるし、学校が全てじゃない。
ホリエモンは「学校なんかいらない。頭のいい奴はみんな自学ですよ」と言っていた。

学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
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●第一志望に落ちて、「何くそっ」と思って頑張る子もいる。
「自分の居場所はここじゃなかった・・・」と奮起して、勉強に取り組む子もいる。
「次こそ、あの学校に入った奴らより上に行ってやる!!」と思っているのだ。
うちもこうなる事を期待していた・・・
●やっぱり授業に付いて行けず、塾に通う事に・・・
がんばって「合格」した第一志望校。
入ったのはいいが、授業に付いていけない。
そこで塾に行かなければならなくなった。
これは難しいところで、受験時、余裕で合格していても、その後油断して成績が落ちるパターンと、ぎりぎりで何とか合格したけど、やっぱり付いて行けなかった・・・というのがある。
「中学校」は進度が早いので、やはり「ギリギリ合格」は厳しい場合が多い気がする。
他に聞いたのは「中学受験」より「小学校お受験」がオススメという話。
中学受験では、まだ幼い子どもたちが、高校受験より難しい問題を解かなければならない。
全ての単元を網羅するには、相当な時間と、労力と、精神力がいる。
それに比べて「お受験」は、親のがんばり次第。
「お受験」ってメチャクチャお金が掛かるイメージ。
聞いてみたら「人によるし、ピンキリ」だそう。
いくらお金を掛けても受からない子は受からないし、受かる子はそれこそ何校も合格するそうだ。
まだ幼稚園児のお母さんたちは、「お受験」を視野に入れのもいいかもしれない。
因みに我が家も張り切って「筑波大付属小学校」のガラガラ抽選に行った。
久しぶりに着る「紺のワンピース」で1時間前から並び、講堂に入って間もなく、校長先生の目の前で転んだ。
床がつるっつるで滑って転んだ。
久しぶりのワンピースで転び、校長先生の目の前でパンツも丸見えだった・・・
「何やってんだろう私」と思うと、もう笑って立ち上がれなかった。
立とうとしてもつるっつるの床が立たせてくれなかった。
そして自分の「場違い」さに呆れた。
後ろの人が助けてくれ、やっとの思いで立ちあがったが、もちろん抽選は外れた。
こんな所でつるつる滑ってる奴が、当選するはすもない。
会場では、抽選に外れて号泣しているお母さんを何人か見かけた。
うちは「当たったらラッキー」くらいで行ったので、ちょっと申し訳ない気持ちになった。
小学校だろうと、中学校だろうと、受験に落ちたら悲しいのは同じ。
我が子が、お受験か、中学受験か、高校受験か、どれが合っているのが考えて、挑戦してみてください。