小学校の同窓会で言われた事。
たとえ第一志望校に落ちても、「行く場所が大事ではなく、行った先で何をするかが大事」だと教えてくれた先生がいた。
行った先で何か・・・息子はサボり続けている。
落ちた時の悔しさもスッカリどこかへ行ってしまった。
息子の通う学校では、「恐らくここが第一志望ではないだろうな」という子たちがたくさんいる。
学校公開に行った際も、休み時間、息子とその仲間たちは「腕相撲」をしていたが、一心不乱に勉強している子がいた。
休み時間の10分とはいえ、毎日1時間ずつの差がついて行く。
「きっとあの子たちは、落ちた時の悔しさをバネにして、大学受験で第一志望校に合格した子たちに勝ってやるぞ!」と思ってるんだろうな・・・と勝手に想像している。
息子も落ちたのに、何でこんなに違うんだ?
私は「もうそろそろヤバイぞ・・・」と思っていて、通信教育の高校を調べ出した。
「N高」とか「ゼロ高」とか「クラーク記念国際高等学校」とか。
先日、小学校の「卒業アルバム」を取りにいったのだが、そこで他のママに言われたのが、「私立なら退学もあるんじゃないの?」という言葉だ。
うん、私はわかってる・・・
息子にも何度も伝えた。
公立だと「義務教育」で退学はないけど、私立の学校だと、学校にいらない子は「退学」になる。
この学校厳しいな・・・というのは私も気付いている。
受験までして入った学校なんだから、がんばって勉強してもらいたい。
勉強できる環境は整っている。
でも、やらない。
先生方も熱心で、いい学校なのにな・・・
息子くらい「個性」が強い子は、もっともっと上の御三家辺りで校則がゆるゆるの所が合ってたのかな・・・でも残念ながら、そこまでの学力はない。
小学4年生の頃「麻布」がいいと勧められた事がある。
「麻布」だと、このくらいの「変わり者」がたくさんいそうだ。
でも「麻布」は勉強しないと入れないから・・・
いつも「勉強すればいいところに行けるのにな~、もったいないな・・・」と言われていた。
やらないのも実力なので、無理だ。
そして娘を「通信教育」の学校に行かせていたママの話だが、「背中を押してくれる人がいないから、本人のやる気がなかったら進まないよ~」との事。
大変だ・・・我が子に一番欠けている「やる気」だ・・・
結局、「やる気」のない子は、どこに行ってもダメだ。
本人が自分で気が付いて、やらなければいけないのだ。
これも同じ先生に言われていたな・・・
やっぱりいつも先生は正しかった。
息子を見ていると「花まる」でお世話になった先生の御兄弟が、スポーツで「特待」を取れるくらい優秀だったのに、挫折してプラプラしているという話をいつも思い出す。
何度も周りが手を差し伸べてくれたのに、全部自分から壊してしまったそうだ。
やらなければいけない事と向き合えず、楽な方へ楽な方へと流されていく。
正に今の我が子だ。
高濱先生は30歳まで「青年」だとおっしゃった。
そこまでは失敗や挫折があってもいいと。
先生も初めて就職したのが30歳だそうだ。
いや~、私は30までは待てないな・・・
いつか自分で気が付いてくれる事を信じて待つしかないのかな・・・
学校選びは本当に難しい。
実際に入ってみて初めてわかる所もある。
できるだけ間違えないよう、よく調べてもらいたい。
そういえば、「世田谷学園」が記事になっていたな・・・
いい記事もあれば悪い記事もある。
中にいる人に聞かないと、実情はわからなんだろうな。
↓ 中学校生活編。