論理を教えてくれる先生に出会いたい。
算数、数学の公式だけを覚えて、「こういう時はこう」という解き方を教える先生ではなく、理屈を教わりたい。
理由を教わり「なるほど~」と驚きや感動で心が揺り動かされ、勉強の楽しさを知ってもらいたい。
算数だけに限らず、全ての教科に於いて、子どもたちが興味を持てるような授業を展開してもらいたい。
親ならみんなそう願うはず。
だが、公立小学校ではなかなかそういう先生に出会う事は難しい。
決められたカリキュラムの中で、どんどん授業を進めて行かなければならないし、先生方には他にも雑務が山盛りある。
面白い授業をする為には、準備がかかせないので、忙しい先生たちにそんな時間はない。
↓ この夏、受験生には是非これを試してもらいたい。
いつも「花まる学習会」の高濱先生が、小5~中2くらいの時期に、算数、数学の素晴らしい先生に出会えるかどうかが大事だとおっしゃっている。
数学で大事なのは「三角形」。
「だからわざわざ三角定規を学校で配っている」のだとおっしゃった。
大事だから、配られる。
そこに気付けるかどうか?
高濱先生は自分でそれに気が付いたとおっしゃっていた。
こういう事も「見えない物が見える力」なのだろう。
高濱先生が「日本一の先生」とおっしゃっている、栄光学園の「井本先生」。
かなり前に、井本先生とお話しする機会があった。
その際、「今度、実験をしようと思ってるんですよ。大きな長方形の白い紙を置いて、定規を使わずに対角線をどうやって引くかっていうのを、みんなに考えてもらおうと思っています。」とおっしゃった。
紙自体が「数メートルある」とおっしゃっていたと記憶している。
私はその授業を想像しただけでワクワクした。
「こんな面白い事やってるんだ!ああ、この先生に息子を見てもらいたい!!」
それ以来「井本先生」のファンになった。
どのくらい「ファン」かと言うと、井本先生について書かれている本の内容、ほとんど全て「あっ、これ知ってる。」と思ったくらい・・・
井本本先生について書かれた「今、ここで輝く」という本、ここにも先生が生徒たち自身で考えさせる授業の事が書いてある。
これからの「教育を変えて行ける人」の本。
是非、読んでもらいたい。

いま、ここで輝く。 ~超進学校を飛び出したカリスマ教師「イモニイ」と奇跡の教室
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井本先生は「学校」にいらっしゃるが、高濱先生と、社会で活躍する方々との対談の中で出てくるお話では、「塾が面白かった」と皆さんがおっしゃっていた。
塾は生徒を集めなければならないので、授業がおもしろくて、わかりやすくなくてはいけない。
「塾」で勉強が好きになったという人も多いはず。
息子も「花まる学習会」も「スクールFC」も大好きだった。
行くのを渋った事は1度もない。
私の「塾の先生」のイメージは「変わり者たち」だ。(スクールFCしか知らないが・・・)
高濱先生も自分の所の先生たちを「動物園見たいで面白いでしょ」とおっしゃっていた。
最近では「探究学舎」というところも面白そうだ。
どの塾が楽しいと感じるかは、その子次第だ。
面白くて、論理的思考力を育ててくれる塾なら申し分ない。
そして、合格もできれば最高だ。
↓ 幼児期(幼児~低学年くらい)の思考力を伸ばすのにピッタリ。1つ、1つの問題が「なるほど、よくできてるな~。おもしろい!」と思う。自分が小さい頃にやりたかった。

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↓ 中学校生活編。