学費の安さと魅力的な教育内容。
我が家も、最初は「私立」の授業料はとても無理・・・と考え、公立中高一貫校を目指していた。
実際に学校に足を運び、校長先生のお話を聞き、クラブ活動を調べ、学園祭にも行き、「ここがいい!!」というのを決めたが、毎年それが変わっていた。
息子は「内申点」の取れない子どもだ。
それでも当日のテストに賭けたい!
思い返してみれば、大勢のクラスメイトが「公立中高一貫校」に合格しているが、頭がいいのはもちろんだが、先生に好かれていたな~と思う。
うちは年中、注意を受け、勉強はできたが通知表の評価は「普通」だった。
「内申点」は全然足りない・・・
学校によっては4年生からの3年分の「評価」がいる。
「塾」でも息子は「公立中高一貫」1本じゃ厳しいと言うので、「私立受験」に切り替えた。
近所の公立中学に行って、高校受験用の塾に行く事を考えると、「私立に行くのもいい」と判断したからだ。
最近読んだ本、「ズバ抜けた問題児の伸ばし方」という本にも、公立中高一貫校をおすすめする一文があった。
理由として挙げられていたのが、「適性検査問題」が秀逸という点。
作文などを通して、総合的な思考力や、判断力、表現力を見る試験。
しかし、この「適性検査」のためには、専門の塾に通わなければならない。
練習が必要だ。
「スクールFC」でも、公立中高一貫校を受験する子たちは、ずっと「文章」を書いているイメージがある。
何を問われているかを的確に判断し、条件を全て入れて、決まった文字数で文章を書くのには訓練がいる。
この訓練は、大学入試改革に適応できるくらいのレベルだ。
それプラス、内申点もいる。
おまけに競争率も高い。
大原予備校で学校ごとの「そっくりテスト」というのが、行われているので、練習しておくといい。
この「そっくりテスト」を受ける人数を見ただけで、「公立中高一貫校」を受験するのがどれだけ大変かがわかると思う。
高倍率を勝ち抜いて、合格しても、ひたすら勉強の日々が待っていたりする。
入学してから「あれ?何でこんなクラブ活動やってる人少ないの?」と思ったら、毎日、毎日、勉強しないと授業に付いて行けなかったりもする。
クラブ活動なんてやってる時間はないという学校もある。
入ったはいいけど、テストで今まで見た事もない点数を取ってきたりもする。
学校に入学してからの事は、実際に通っている生徒さんや、保護者の方に聞いておいた方がいい。

「ズバ抜けた問題児」の伸ばし方 ― ADHDタイプ脳のすごさを引き出す勉強法 ( )
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「ズバ抜けた問題児の伸ばし方」にも書かれていた通り、「適性検査」の問題はおもしろい。
この問題を解くだけでも、受験する価値があるのかもしれない。
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