こんな面白い2人は「生」で見たかった~・・・
「高濱サロン」で配信されていた「花まる学習会」の高濱先生と、「探究学舎」の宝槻さんの対談をみた。
「これ何で参加できなかったの?」と思ったら、「探究学舎」の方が参加できる講演会だった。
「探究学舎」は「好きな事をチャレンジできる大人になろう」
魚くんみたいな子を育てたいらしい。
「花まる学習会」は「メシが食える大人に」
高濱先生は本当は「サマースクール」だけやっていたいそうだ。(笑)
今年の「サマースクール」も楽しんでいらっしゃる事だろう。
親なら「花まる」に入ったからにはこの「サマースクール」で「高濱先生の修学旅行」に参加してもらいたいと願うものだが、息子は「サムライ」にしか興味がない。
そしてもし「サムライ」がダメなら「海釣りコース」だろう・・・
「息子を高濱先生の修学旅行に!!」との母の願いは絶対に叶わない・・・

探究学舎のスゴイ授業:子どもの好奇心が止まらない! 能力よりも興味を育てる探究メソッドのすべて 元素編
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講演会ではまず最初に高濱先生の
基盤力(言葉や計算力や規範)の上に、強みを持つというお話。
この中の約束を守る、遅刻をしない等の「規範」に穴があったら、「メシは食えない」とおっしゃった。
ここはできて当然のことなのだ。
これは「花まる」で言うところの「赤い箱」(9歳くらいまで)に親が教えなければならない。
その上に「強み」を積み上げて行くと、「メシが食える大人」になる。
「強み」とは「見える力」。
本質が見える力、アイディアが浮かぶ力、鍵はこれだと見抜く力。
この「強み」には主体性がいる。
本人が熱中してやっていないとダメ。
幼児期に大事な事は「熱中している事を止めない」という事。
落合陽一さんが、自分の子どもに実践しているのはこの1点だと高濱先生がおっしゃっていた。
「強み」の中の「感性」を伸ばしてあげると、それだけで「メシが食えるようになる」。
宝槻さんは「適合」(ちゃんとできる)と「創造」のバランスが大事だとおっしゃった。
ほっといても「適合」には行くので、意識的に「創造」の方へ持って行くようにしている。
そこで高濱先生が「幸せになれない大人」は適合の方に傾いた人だとおっしゃった。
「創造」は好きな物に没頭したことからしか生まれない。
今、息子がやってる「生き物捕獲」も「創造」の方に向かっているのだろう。
他にも「花まる」で言うところの「青い箱」(10歳以上)に入ったら親は離れてくださいとおっしゃった。
これが難しいんだよな~。
ただ、同性同士の親子は対話が大事だとおっしゃった。
「青い箱」に入ったら「会話」えはなく「本音」をぶつける「対話」をすることが大事。
親子でちゃんと向き合った経験を積んで行き、本当に困った時に親に相談できる関係を作っておく。
宝槻さんからの質問。
① 熱中しすぎる物があって、学校で浮いてる子はどうすればいいですか?(マニアックすぎて)
→ 学校が全てではないので、どこかその子を認めてくれる、褒めてくれる「居場所」を作るようにする。
これからの時代「学校に行かない」という選択肢もありになってくる。

学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」
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② そもそも熱中するものもなく、ボーッとしてる子は?
→ 熱中しない子なんていない。
どこかで親がストップを掛けてしまっている。
その場合はいろんな習い事をさせてみて、子どもが夢中になれるものを探す。
子どもには居心地のいい「居場所」が必要なんだと、思い出した。
親はいかに「子どもが安心できる場所」を作ってあげられるかが大事だと思った。
他にもいいお話、大爆笑のお話もあった。
「高濱サロン」に入会すれば見られるので、興味のある方は是非。
「♯タカハマホウツキ対談」で感想を募っていたので、もしかしたらまだあるかも?