図鑑と毎日の虫とりが功を奏した。
「このつらい日々がいつかきっと役に立つ!」と信じて、小さい頃は毎日「虫取り」に勤しんでおりました。
生き物好きの息子は、受験の際の「生物」は大得意でした。
まったく勉強しなくても、ずっと本物を見てるし、図鑑も読み込んでいたので、知っている事ばかり。
小さい頃の毎日の虫捕りは本当にキツかった~。
その頃から既に「花まる」の高濱先生の講演会に参加していたので「外遊びの大切さ」は重々承知していた。
いつかきっと役に立つ・・・と信じてがんばった。
息子は「好きな物に対する集中力」だけはある。
そして「図鑑を丸暗記」するくらいなので、覚える技術も持っているはず。
ただ、興味が持てないと、全く覚えない。
私には役に立つとは思えない、「中央線全駅」を覚えていたりする。
「生物」とは違って、「植物」、「星座」には苦戦した。
葉っぱや花に興味がわく訳もなく、柑橘類がアゲハ蝶の幼虫のエサだとか、キャベツがモンシロチョウの幼虫のエサだとか、エサとしての知識のみだった。
↓ 生き物の生態が事細かに描かれていて、自筆の絵も素晴らしい。

カワハタ先生の動物の不思議 どこがおなじでどこがちがうの? (花まる学習会の本)
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「スクールFC」では、そこを補うために4年生に「理科かるた」があって助かった。
覚えにくい植物の名前と特徴が「かるた」となって、覚えやすくなっている。
競争となると息子は燃える!
絶対優勝したいのだ。
「スクールFC」の4年生は、理科と社会に「かるた」があるので、この為だけにでも通う価値があると思っている。
楽しいから、負けず嫌いの男子にはもってこいだ。
以前、講演会でお会いしたお母さんは、実践が好きな方で、ベランダで「さつまいも」を育てて、成長の様子を親子で観察して話し合っていたとおっしゃっていた。
実際に、植物に限らず、動物等いろいろ育ててみるのはいいと思う。
そういえば、息子と同級生の「生き物好きの女の子」は、お母さんに見つかると捨てられるので、ベランダでこっそり「ゴキブリ」を飼っていたのを思い出した。
「生き物好き」はとりあえず何でも一度飼ってみたいのだ。
ユーグレナの社長の出雲さんが、「教科書に載っている事は半分以上間違っている」とおっしゃっていた。
息子も図鑑や、サバイバルシリーズにも間違った記載があると言っている。
自分の目で、耳で確認してみるのが一番だ。
この実践好きのお母さんは、他にも自分で運転しながら、社会の教科書に載っている場所を訪ねて回ったそうだ。
現地に着くと、あれが「○○橋だね~、こういう構造になってるんだね。」「あの建物は○○だね、思ったより小さいね。」等と、本物を見せるということをされていた。
その土地土地にある「名物」を食べるのも楽しみにしていたそうだ。
本物に勝るものはない。
子どもにとっては、そのまま全部が勉強になる素晴らしい体験だと思う。
因みにうちは「城巡り」をしていた。
机に向かう勉強だけではなく、実際に行動してみるのはいい。
これは特に「適性検査型の問題に対応できる力」を付けるはずだ。
↓ 「生き物捕獲」については「中学生編」の「地獄の夏休み」に書いてあるのでよかったらどうぞ。