今思えばもう「受験」がないというのは親の立場からしても羨ましい。
2020年度の大学入試改革により、大学付属の人気が高いが、同級生にも何人か入学した人がいる。
ただ、全員が内部進学できる訳ではないので不安だと言っていた。
学校説明会なんかでは、校長先生が声高に「うちにはこんな素晴らしい大学が付いています。」等とおっしゃる事もあるが、全員が行ける訳ではない。
必ず、「今年は何名が入学しましたか?」
「上位何%くらいに入ると、どこの学部に入れますか?」等と確認しなければならない。
ふたを開けてみれば「入学したのはたった5人だけだった」と言う事だってある。
内部進学率の確認は絶対必要だ。
↓ おおたさんの本には内部進学状況も書かれている。

大学付属校という選択早慶MARCH関関同立 日経プレミアシリーズ
- 作者: おおたとしまさ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/12/09
- メディア: 新書
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「大学受験」がないという事は、過酷な勉強をしてきた子どもたちにとって、「もう勉強しなくていいんだ」という考えに流されるのはよくある事だ。
本来は「大学受験」がない事により、自分の好きな事に打ちこんだり、好きな学びに集中できるメリットがあるのだが、やはり人間は楽な方向へと向かいやすい。
いろんな物を我慢して、勉強してきて、やっと勝ち取った「合格」だ。
ホッとして少し休みたくなる気持ちもよくわかる。
女子の話だが、入学早々に全く勉強をしなくなり、おしゃれや恋に夢中になり、成績は下がり続けてるが全く気にせずそのまま・・・という子がいた。
途中のどこかで自分で気が付いて、軌道修正できるのかどうか?
大学付属にはうちも憧れたが、「芝」に行きたかったし、付属に入ると100%、息子は勉強しないと思った。
まあ、付属に入らなくても勉強しなかったが・・・
↓ ちょっと記事は古いです。
いくら「大学受験」が「子どもの受験」と言えども、心配したり、多少のサポートは必要になるだろう。
「中学受験」が大変だったので、もう「受験」がないというのは羨ましい限りだ。
↓ 中学生編。