何故か乱高下する模試結果。
学校選択で大事なのは、「アクティブラーニング」を謳っている学校でも、全員の先生が賛成しているとは限らず、全ての先生がその授業を上手くできるわけではないという認識を持って、学校見学に行く事。
中には今までのやり方に固執し「何でこんなこと」と思っている先生もいる場合がある。
できれば、授業見学をするのがいい。
見せてくれないようであれば、それだけで怪しいかもしれない。
子どもが問題を解くのにつまづいた時、よく観察する。
模試の結果が、乱高下する子がたまにいる。
間違えた問題を解き直すだけでなく、
何でだろう?何につまずいている?と観察すると、
掛け算の「7の段」を間違えて覚えていたという事があったそうだ。
九九なので、そのまま計算せず暗記で計算を進めて行くと、間違えてしまう。
7の段が出てくる計算は全てアウトだ。
その事により、普段は模試で好成績を取れる子が、何で?というくらい酷い成績になったりする。
他には「7+5=13」と思いこんで、ずっと間違えていた子もいたらしい。
このように、何で引っかかっているのかをよく見る。
わからないポイントは何か?
違和感があるものは専門家に見せるというのが大事だそう。
何でわからないのか?というのも、発達段階の違いによる。
人によって、勝手に獲得する能力のスピードが違う。
だいたい中3までには追い付くのが普通。
先生方が見ていて、今、現段階では特に目立った成績ではないけれど、「この子は伸びるな」という子がいるそうだ。
適当に書く事を嫌い、自分が納得いかないと決して答案用紙に書かない子がいたそうで、そういう子は後伸びしている。
いかに自分で考えるというのが大事かがわかる。
受験の戦略として、特殊入試スタイルを選ぶのも有り。
帰国子女枠や、算数一教科入試、英語入試等。
芝浦工大には「第一志望入試」というものがある。
親がする事は、スケジュール管理と計画の確認。
知識物の確認。
但し、親がからんで詰め込み教育をすると「勉強嫌い」になるので注意が必要。
親が出来る事は、自分が楽しんで勉強している姿を見せる事。
そして我が子のような、
公立中学では内申点が取れなさそうな子は「私立受験」も有り。
公立では「認めてくれる先生に出会える確立が低くなるから。」との事。
やはり、私立の方がまだ「受け入れてくれる先生」に出会える確立が高い。
そして公立は「校長が変わるとガラッと変わる事がある。」
劣化する事が多いそう。
保護者の評価としては、出口。
どこの大学に何人入ったか?と言う事。
逆算の勉強。
これからは逆算するのではなく、自分が何をやりたいかで選んで学ぶのがいい。
そういえば「芝」の先生方も、子どもが希望する進路に行く事を応援するとおっしゃっていたな・・・
東大に行かせるために「これをやりなさい。」という指導では困る。
私立は、「東大に何人入れたか」で競う所がある。
ここまでのお話を聞いただけでも、できれば「中学受験」はした方がメリットが大きいな・・・と思う。
特に息子のような内申点が取れなさそうなタイプは。
↓ 中学生編。