「高濱ナイト」で見る、不確かな世の中での「成功モデル」。
今回のゲストは「探究学舎」の宝槻泰伸さん。
絶対面白い回になるので、すごく楽しみにしていた。
受付50分前に様子を見に行ったら、既に人が・・・・
「探究学舎」関係のママさんたち、早い・・・・意気込みが違う・・・
並んでいる間に、少しお話したが「探究学舎」に通ってらっしゃる息子さんが、「花まる学習会」の体験に行ったら、「ママここ塾でしょ、僕行かない。」と言って拒否したそう。
「僕、勉強はやらない。」という言い分らしい。
「花まる」を勉強だと感じるくらいの、「探究学舎」ってスゴイ!!
「花まる学習会」に通っている子なんて、誰も勉強だって気付いてないぞ。
今後、「花まる」と「探究学舎」、両方に通わせたい方は、幼稚園のうちに先に「花まる」に入っておくほうが安全かなと思います。
先に「探究学舎」ありきだと、勉強ってバレちゃいます。(笑)
そのママは「花まる」のサマースクールに行かせたい!とおっしゃっていましたが、来年4月から「野外体験」の「花まるHERO」という一般募集も始まる予定みたいです。
まだ何も決まってなさそうですが・・・
ただ、来年の夏は「オリンピック」でバスの貸し出しができず、普通の「サマースクール」も怪しい感じです・・・
さて、宝槻さんですが短パン姿でしたね~。
「高濱ナイト」はスーツの方が多い気がしますが、ホリエモンはジャージだったな。(笑)
自由な感じがいい。
宝槻さんのお父さんが強烈な方なようで、「学校は意味がない」と積極的に不登校を勧められたそう。
変わり者のお父さんがあって、今の宝槻さんがいらっしゃるのだろう。
そんな宝槻さんが「京大」に入ってみると目にしたのは
「やりたい事がわからずに苦しんでる人たち」だった。
「みんながそうするから」と、就職ランキングの上から順番に就職して行く感じ。
それを見てきたから「探究学舎」は好きな事ややりたい事を見つける学び、自分の資質を見つけるための学び、テーマに対して驚きと感動に出会えるような塾だとおっしゃった。
「探究学舎」を始める前、いろいろ失敗もされているらしい。
それでも「30にして立つ」という言葉を信じて、がんばったそう。
高濱先生は「起業」はだいたい34~35歳くらいで成功する確率が高いとおっしゃった。
30以下だと若過ぎて経験が足りず、40超えてくると最初の激務の体力がもたない。
「探究学舎」も試行錯誤の末、宝槻さんが34歳くらいのときに今の形になってきたそう。
高濱先生の「花まる」もその頃。

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話 (徳間文庫)
- 作者: 宝槻泰伸
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2017/02/03
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ここからお父さんのお話が始まった。
●子どもに麻雀を教えて賢くしようとした。→高濱先生が、対面のボードゲームは頭がよくなるとおっしゃっていた。囲碁、将棋等も。
●学生運動の世代なので「ケンカが強くないと生き残れない」という考えの元、山にこもって大声をあげる練習や、キン蹴りの練習をしていた。→ケンカが始まるとワクワクしているらしい。
●ハッキングが大好き。→免許を取るのに、教習所に通うのはお金と時間の無駄なので、他の方法を探し、教習所勤務の人の個人レッスンを受けて、2週間で免許取得した。一般的なサービスを使いたくないらしい。
看板も業者さんに頼まず、自分で取りつけたそうだ。
自分が生き生きすることが大事。
楽しそうな大人が少ない。
おもしろくない人はダメ。
生命力のある人。
こういうお父さんなので、おもしろいけれど、きっと苦労もあったろうな・・・と思う。
これぞ好きな事をして、生き生きした大人の見本だったんだろう。
今ない道、「けもの道」を開拓してすすむのが成功の秘訣かもしれない。←とはいえ、「無職」の可能性も秘めている怖さ。
↓ 高濱先生もオススメした本。「彼はバランスが取れている」とおっしゃった。
↓ 中学生編。