同級生女子のママと話した。
よく会うけれど、なかなか話す機会のなかったママと話してみた。
娘さんが女子校のトップ校に通っていて、息子さんも男子校のトップ校に通っていらっしゃるお母さんだ。
のんびりした感じで、子どもを温かく見守り、子どもの意見を尊重する感じ。
私はというと、子どもに自分の意見を押し付けがちで、コントロールしようとする感じ。
これが、「合格」する子と「不合格」になる子の親の違いか?とも思った。
子どもの性格にもよるのだろうが、私は「ああしろ」「こうしろ」と言い過ぎで、息子が自分で考える機会を奪ってきた気がしている。
ある日息子に言われた
「だって勝手にやったらお母さん怒んじゃん」 という言葉。
ハッとした。
この言葉が全てを表している。
「芝」や「栄光」に行きたかった話をした。
そのママが言うには、「受かるだろう」と言われて落ちた子を知っているとおっしゃっていた。
逆に、たまたま得意な問題が出て、ダメかも・・・という学校に受かったりする事もある。
「芝」の武藤校長がおっしゃっていた通り、
「受かった学校がご縁のある学校」というのは本当なのだな・・・と思った。
息子は毎日、楽しそうに学校に通っている。
彼はどこでも楽しめるタイプなので、その点では心配していなかったが、勉強が・・・
まさかここまでやらないとは思わなかった。
学年トップの子を知っているが、学校で見かけたその子は、休み時間だけれど普通に勉強していた。
先生がおっしゃるには、その日の「わからなかった事」や「つまづいた事」を、そのままにせず、その日のうちに解決する子らしい。
どうすれば自然とそんな事が出来る子に育つんだろう?
「わからない」もやもやを放置できない子に育てないとダメだ。
高濱先生が親が「わからない事はすぐ調べる」という姿を、子どもが小さい頃から見せなさいとおっしゃっていたな。
疑問については、一緒に調べてきたつもりだったけれど、よく考えたら、「自分で調べて!」と言った来たかも・・・・
親子ともわからない事は一緒に調べたが、子どもだけがわからない事は、自分で調べさせてきたな~。
その「やらされ感」がダメだったのか?
うちはご縁がなく、行きたかった学校に行けなかったけど、今の学校に楽しそうに通う息子。
親としては、他にももっといい学校があったかもしれない・・・という思いが残っている。
もっと「面倒見のいい」、息子にあった学校があったかも・・・と思う事もある。
「第一志望合格」ありきで考え過ぎた私のミスなのだが、やはり、学校選びは難しい。
「ここに行く!」という思い込みで、他をよく見てこなかった。
自分の子どもがそこに通う姿を想像して、選んでもらいたい。
息子を知っている大人たちはだいたい「彼はやりたい事を見つけた時、きっとその為に勉強するだろう」と言う。
待つのも親の仕事だと言われた。
さて、「電車」と「生き物」がこれからの勉強にどう繋がるのか?
楽しみにしてみたい。
「まだ間に合う」と言われている今のうちに、何とか・・・
息子の心が勉強に向く日よ、早く来てくれ!
↓ 中学生編。