うっかり「授業参加型」の講演会に行ってしまった・・・
息子に「あれやこれや」と、英語を勉強するように言っているが、実は、私の英語も酷い・・・
もしかしたら習いたての息子より酷いかもしれない・・・
ああ、それなのにうっかりして「参加型授業」の講演会に行ってしまった・・・
途中で隣の人に「帰りたい・・・」と泣き事を吐いた。
↑ 今日「飯塚先生」を見て、「何で鎌倉学園受験しなかったんだろう・・・」と後悔した。
講演会の始まりは穏やかに、「男子中学生あるある」の写真を見せてもらい、大笑いして和んでいた。
飯塚先生が何かにつけニコニコしながら
「かわいいでしょ」とおっしゃっていた。
「子どもたちがかわいくてしょうがない」感じ。
子どもたちへの「愛」が伝わってきた。
飯塚先生は「栄光学園」井本先生主催の「いもいも教室」にも参加されているので、そのままのその子を受け止める先生だと感じた。
授業風景の写真で、「集中している」生徒のいろんな姿があった。
学校では「ちゃんと座りなさい」と指導されるが、飯塚先生は「集中している時の姿は人によって違う。それぞれの形があっていい。」とおっしゃった。
これからの「英語教育」で大事だと言われているのが「正しさ」と「流暢さ」。
それにプラスして「何とか伝える!」というのが大事だとおっしゃった。
そして、このまま無事やり過ごせるかと思っていたら、いよいよ始まった
「体験授業」。
30までの数字を、隣の人とペアになり、カウントして行き、更にカウントダウンして行って、0まで言ったら座れるというもの。
ただの数字なのに一瞬わからなくなる。
次は、スクリーンを見て、自分の見た物を英語で説明して、相手に当ててもらうというゲーム。
私なんてほぼジェスチャーと、小さい声の日本語。
わからないよ・・・
その次は、前半、後半に分かれた映像を見て、ペアの人に自分が見た映像を説明して、1つの話に繋げると言うもの。
難しかった~。
もう簡単な英単語すら出てこないくらい忘れている。
最後は、10人いたら1人だけに当てはまる質問を考えると言うもの。
あっちこっちで笑顔がこぼれていた。
私の隣の席の方は男性で、子どもたちに英語を教えていらっしゃる方だったので、もの凄く助けてもらった。
その方がおっしゃるには、「6年間日本で英語を勉強しても、海外に半年や1年いた人に、あっという間に追い抜かされるので、海外に出せ。」と言われた。
「これはいよいよ本気で英語が必要だな・・・」と思ったら、選択肢として考えてみようと思う。
「鎌倉学園」のESSクラブでは、
鎌倉駅前で突然外国人に「鎌倉ガイド」の提案をするそうだ。
その時初めて会った人たちと、1日過ごす。
そこで子どもたちは「上手く伝えられなかった事」が悔しくて「何て伝えればよかったんだろう?」と考え、次に繋げていく。
「伝えたいから学ぶ」といういい形ができているそう。
「学びたいから学ぶ」、本来勉強とはこうあるべきなのだろう。
この形に持って行ければ、息子も英語の勉強をするかもしれない。
ただ「単語覚えろ」「英文覚えろ」だけでは、興味が持てず、一向にやる気配はない。
因みに、この「突撃外国人ガイド」で外国人の女の子に「恋」をして、告白して今までに3人が付き合っているというお話だった。
「外国人の彼女」ができれば絶対英語がしゃべれるようになるだろう。
英語を学ばせるには「この人に何かを伝えたい」と思える状態を作ってあげる事だとおっしゃった。
どうすればいいんだろう?
ただ、この「人に伝える」というのは「英語」じゃなくてもいいと言う。
絵でも、フランス語でも、音楽でも、自分の自信がある「表現方法」を持っている事が大事。
「みんながみんな、英語が必要な訳ではない」とおっしゃった。
講演会後に並んで質問させてもらったが、
海外に出したけど日本語と、単語と笑顔で楽しく過ごして帰ってきたと言うと、「そのままでいい」と言われた・・・
「普通の子なら泣いて帰ってきますよ。そんな子いないから、
その個性を潰さないようにする方が大事。」だそう。
確かに今日私は物怖じして、小声になったり、逃げ出したりしたくなった。
それなのに息子は見知らぬ国で、外国人に囲まれても平気で、ジェスチャーと単語と日本語で楽しく過ごして帰ってきた。
スゴイ奴だと思う。
先日、「海外に出せ!」と私に言ったスクールFCの先生に会ったので「奴は海外行って、英語が喋れなくても楽しく過ごせる事を確認して帰ってきました。」と報告するとと、「もっと厳しい環境に出せ!!」と言われた。
いや、もうそんなお金ないし・・・
お金があれば「休みの度」に海外に出してやりたい!!
やはり学力とお金は直結している・・・
「勉強するには」お金がある家の方が断然有利な世の中だ。
↓ 教育費は無限にかかる・・・こういう物も使いたい。
飯塚先生は、人に何かを伝える手段として「英語」はその中の1つにすぎないとおっしゃった。
それでも、学校で生き残るには普通レベルの成績は欲しい!!
息子の学校で「飯塚先生」のゲームのような授業なんて絶対ない!!
「芝」の英語の先生もゲーム形式だった。
「楽しめる授業」を望んでいたので「芝」に入りたかったのに・・・
あんなに楽しければ、息子だって少しは興味を示したはず。
「学校の英語授業」、おもしろくないんだろうな~と想像が付く。
「鎌倉学園」受験すればよかった・・・
飯塚先生、いい先生だったな~。
「鎌倉学園」は遠いからってよく見ていなかったけれど、どうやらわざわざ行く価値がありそうな学校だったな~と思う。
おおたとしまささんがおっしゃっていたように、全国に「いい先生はたくさんいる。」というのは本当だろう。
どうやって見つけ出すかが問題だ。
親は常にアンテナを張りめぐらせて何とかして捜し出さねばならないのか・・・
大変だ。
↓ 中学生編。