我が家の悩みの種だった「内申点」。
息子が小さい頃は「中学受験」なんて考えてはいなかった。
息子を見て「ちょっと変わってるな~」(育てにくい・・・)と思ったので、なるべくたくさんの人と関われる場所に入れたかった。
「他の人たちに助けてもらって育てて行こう!」と思ったのだ。
そこで入れたのがテレビで見かけた「花まる学習会」。
どんな子でも褒めてもらえる所がすごく気に入った。(いろんな場所で厄介者扱いされていたので・・・)
おまけに「野外体験」もあり、知らない子たちとたくさん触れ合える。
「野外」には、いつも「揉めて来い!」(そして母は休める)と思いながら送り出した。
あと大変な息子なので、「リーダーごめんね・・・」とも思っていた。
「花まる」は「スクールFC」と合わせて7年間、本当にありがたい場所だった。
「花まる」の中では「おもしろい!」と褒めてもらえるが、相変わらず外では「厄介者」だ。
特に小学校の女性教師からは目の敵にされた。
公立中学校に行って、また同じ目に遭いたくないな・・・・と思っていた。
先生の「好き嫌い」によって付けられる成績表にもうんざりしていた。
おまけに忘れ物、失くし物で、中学に行っても絶対「内申点」は望めない。
都立中高一貫校は「小学校の5~6年調査票」がいるし、倍率も高いので、いつの間にか「私立」を目指していた。
千代田区立九段中学に至っては4年生からの3年分の「調査票」がいる。
「面倒見のいい私立」に入れば、公立中学からの「高校受験」のための「塾代」より安いはず。
結局「私立中学」はお得だと思う。
知り合いの大学生の子どもがいるママに聞くと、息子さんは「真面目」で中学で内申点が取れるタイプだったそう。
「学校から1回も電話なんて掛かってきた事ないわよ~」と言われた・・・
うらやましい・・・
彼は、公立中学から「私立高校」への推薦を受けて、自分の学力より上の学校に入れたとおっしゃっていた。
お母さんは、「子どもが自分の学力より上の学校に入って授業について行けるか?」と心配していたそうだが、「真面目」なので、周りが自分より頭がいい環境にいると「自分もがんばろう!」となり、それこそ一生懸命勉強して、真ん中より上位に入る成績をキープできていたそう。
やはり「コツコツできる子」は強い!
その彼は「中学から私立に入ればよかった~」と言っていた。
先生も、設備も、友達も、全てに於いて私立が勝っていると感じたようだ。
これはあくまでも彼個人の意見で、みんながそうとは限らないが。
現に「中学受験」して入った学校を都心ではGWまでに200人辞めているという話も聞く。
ここに学校選びの難しさを感じる。
このように、私立に行くにしても、公立高校に行くにしても中学の「内申点」はすごく大事だ。
上記の記事の中に、
「自分の希望より下の学校に入って「内申点」を狙うと、高校受験で起死回生のチャンスがあるかも」と書かれている。
それも1つの選択肢だと思うが、それで「学校生活」楽しいかな?とは考える。
公立中学では、学校や先生にによって「内申点」も変わってくるし、やはり「私立」をオススメしたいと思う。
私はこの「内申点」制度にも納得がいっていないが、公立中学で「内申点」が取れなくても、学力で「私立」高校受験はできる。
ただ、中高一貫校の「高校募集停止」が増えてきている・・・
「どう考えるか」は親次第なのだろう。
↓ 中学生編。