子ども自身の「やる気」にのみ焦点を当ててみる。
行きたかった学校に行けなかった原因は、やはり「勉強不足」だと思う。
なぜ勉強が足りなかったかと言うと、
本人の「やる気」が足りなかった。
3年生から「スクールFC」という受験の塾に4年間通い、5年生からの2年間は、塾が開いている日は全部、塾にいた。
頭も悪くない。
それなのに落ちたのは、本人のやる気が足りなかったから。
何としても「あと1点をもぎとってやる!!」という気持ちも足りなかった。
同級生では、6年生から塾に入り、1年足らずの勉強で第一志望に合格している子もいる。
自分で「受験する」と決めて塾に入った子たちだ。
ただ、「御三家」レベルだと、6年生の春の段階である程度の学力が必要で、それ以降はいくらがんばっても埋められないものがあると聞いた。
「御三家」を受けるなら、やはり早めに受験準備が必要なのかもしれない。
世の中には6年生の夏まで「スポーツ」に明け暮れて、秋以降から受験勉強を始めても合格する子たちがいる。
真剣にスポーツをやっている子たちは「集中力」がある。
その「集中力」が全部「受験勉強」に向いた時、すごい力を発揮する。
うちは丸4年も塾に通い、行きたい所に合格できなかった
塾にいる時間だけは長いけれど、中身はなかったんだろうと思う。
本人も塾にいるだけで「俺、勉強したし。」「みんなが遊んでる中、俺、塾にいてがんばってるし。」と言っていた。
「遊びたいのに、どんなけ塾にいると思ってんだよ!」とも言っていた。
きっと塾にいる間中「遊びたい!!」と考えていたのだろう・・・
「塾にいる」=「勉強した」ではない事は明らかなのだが、親も子も錯覚してしまっていた。
親は、いかに子どもを「本気にさせるか」だけを考えればいい気がする。
それでも、男子なんてやらないだろう・・・
そこは強制的にでも塾の先生にお任せしたいところだ。
塾の先生は、「厳しい中学受験」に於いては息子にもっと厳しくして欲しかった。
他塾ではお母さんに殴られて、引きずられて無理やり塾に・・・という子もいたそうだ。
無理やりやらされた子が合格したか?というと、違った。
全員が不合格になるとは限らないが、「受験」って子どもを殴ってまで勉強させなきゃいけないのかな?
講演会で高濱先生が「病んでいるお母さんがたくさんいる。」とおっしゃっていた。
私自身も病んでいると思う。
情報が多すぎて、何が正しいかを見失っている。
「子どもにとって何が幸せか?成長するのはどちらか?」を考えよう。

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勉強に関しては、何度も言われた
「本人が気が付かなきゃ無理ですよ。」の言葉が正しいと思う。
中学生になった今も、まだ気が付いていない・・・
早く気が付け息子よ。
↓ 中学生活編。