子どもの実力を伸ばす具体策 (6) わが子の「おけいこごと」どう選ぶか」
子どもの「習い事」のお話だが、その前に子育て全般のお話があった。
しつけと教育方針は正解がない。
常識とは親が与えた物。
夫婦でこういう風にやっていこうと決める。
信念がブレない事だけが大事。
まず最初に高濱先生がお話されたのは、「自分自身を見つめてみる」という事。
親が健やかでなければ「正しい判断」は出来ない。
自分はどうしたいのか?
子どもにはどうなってもらいたいのか?
あなたは子どもを見て微笑んでいられますか?
共感してくれる人、ねぎらってくれる人、話を聞いてくれる人。
「人のつながり」のネットワークの中で子育てできているか?
高濱先生は
「子どもが休んでいる」とイラッとする人は「病気」だとおっしゃった。
安心する負荷は伸びる為に必要だが、病んだ母親による負荷はトラブルの元。
病んだ母親は子どもに負荷をかけると、「いい事をやってあげてる」というような気になる。
ここまで聞いて、「ああ・・・、私、絶対病んでる・・・・」と思い落ち込んだ。
1人じゃ子育てできないのはわかっている。
高濱先生のおっしゃる「人と繋がりを」というのもわかっている。
わかっていても出来ない人もいると思う。
できなくても母親なら子どもの為に努力しろ?
人と繋がる事によって、新たな「厄介事」が舞い込むこともある。
私はもっぱら「花まる」や「FC」の先生に相談してきた。
7年以上にも渡り、助けてもらってきた。
先生たちは迷惑だっただろうな・・・
誰もいない私には本当にありがたかった。
子どもが花まるに入る前のもっと小さい頃は、「幼稚園の先生」や、「保健所」に相談に行った。
あとは「子育て支援センター」の方々も親身になって話を聞いてくれた。
自分の中で追い詰められて「これはヤバイ」と思った時は、何かや、どこかを探し求めてきた。
そうだ・・・保健所では相談に行く事によって更に傷付けられた事があった・・・
何で「こんな人」に税金でお金を払って、悩んでる母たちの相談を受けさせてるの?というような人が担当になった事がある。
他の先生はなかなか予約が取れなかったのに、どうりで1人だけ「人気がない」はずだ。
相談できる場所はたくさんあるけど、酷い事をいう人もいるので、
「ここ嫌だ!!」と思ったら、行かなくていいと思う。
「先生」と呼ばれる人たちが全員正しいとは思わない。
子育て中に、更に気持ちが沈むような場所には、行ってはいけないと思う。
反動で子どもに悪影響になってしまう。
「保健所」に「あの先生は弱って相談に来ているお母さんを更に追い込む人だから、やめた方がいい。」と伝えたが「ああ・・・1年契約で決まった人なんでなかなか難しいんです・・・」と言葉を濁された。
弱った人を更に弱らせる「相談所」っておかしいでしょ?
世の中、「決まった事」がなかなか変えられない。
花まるでは子どもは「赤い箱」の時期(だいたい0才~9才頃まで)と
「青い箱」の時期があり(10才以降)、それぞれに育て方が違うと習う。
今回の習い事のお話では「赤い箱」の時期には、芯の部分を育てる。
この頃は、運動神経を育てる。
「算数脳」を育てるのはこの時期まで。
「場合の数」、「空間認識力」はここまでで決まってしまうとの事。
この時期を過ぎると、「見えない力」は育たない。
技術で覚えていくしかなくなる。
↓ 小4からはこちらで。
「青い箱」の時代には、振り返りが出来るようになるので、勉強では復習法を教えていく。
パワーも付ける。
習い事に関しては「親の見極め」が大事。
帰ってきた時に「楽しそう」にしていればO.K.だ。
↓ 中学生編。