思春期の難しい時期。
以前にも、「寮のある学校」に入れたい!と書いた事がある。
何でも反抗し、今、目の前でやった事を注意しているのに「やってない」と言い張り、それ以外でも「言った」「言ってない」の水掛け論の毎日に疲れ果てていた。
お互いイライラしているので、更に口調が荒くなり、常にケンカに発展して行く事に嫌気がさしていた。
絶対、「お互いの為に離れた方がいい」と確信していたが、なかなか予算的に「寮のある学校」というのが難しかった。
親と子は別の人格で、それぞれの人生がある。
子どもは「親の思い通りにはならない」という事も理解しているつもりだった。
「今日は、これとこれとこれを済ませて、これをやって・・・」と自分の予定を立てても、息子の尻拭いにより、予定通りには行かない事が多々ある。
そんな時は「何で・・・」と泣きたくなる。
そして睡眠時間が削られ、フラフラになり、疲れて更にイライラする・・・という悪循環。
↓ 寮のある学校の説明会。
ちょうど、思春期の入り口で反抗期。
「花まる学習会」では、卒業の際、小学6年生向けに高濱先生の講演会がある。
「君たちはもう親を越えた。
あとは衰えて行く一方だから労わりなさい。」というものなのだが、息子は自分にとって都合のいい「親を越えた」という部分しか聞いておらず、いつも私をバカにしていた。
「もう俺のが上だから」高濱先生がそう言ってたし。
こんな調子なので、本気で「寮」に入って欲しかった。
「花まる学習会」では長野県への「山村留学」があり、毎年、応募者が殺到して抽選になる。
小学生が1年間、親元を離れて、田舎で暮らすのだが、凄い成長を見せて帰ってくると聞いた。
自分の事を何でも自分でできるようになり、地元の人たちからの愛情を受け、立派に成長を遂げる。
1年もの間お世話をしなくていい上に、勝手に立派になって帰ってくる。
なんてうらやましい話だろう。
私は息子の事を
「この子が私がいないとなんにもできないから・・・」と思っていた。
小3か小4辺りで、「山村留学」に出せばよかったかな~。
勇気がなかった。
一旦、親元を離れた子どもは想像以上に成長するはず。
余裕があるお家は、「寮のある学校」への受験も検討されてみてはどうだろうか?
↓ 中学生編。