STEAMの世界を体験。
川島先生はズバ抜けて「頭がいい」のはもちろんだが、子どもたちへの愛に溢れている人だと思った。
「やさしい人」ってこういう人。
施設の子どもたちや、海外教育支援もされている。
さすが「井本先生」の教え子だ・・・
私が出会った「栄光生」はみんなやさしい。
川島先生は小4の頃から、「算数の問題」に興味があり、「何でこの数値設定にしたんだろう?もっと美しい数字があるのに・・・」「この問題のポイントには30%の人しか気付かないぞ!!ヤッター」等と考え、今も毎年「東大入試問題」を趣味で解いているそうだ。
高濱先生の「小3までに育てたい算数脳」を読んで号泣したとおっしゃる、「変わり者」。
「自分がおぼろげながら大事だと思っていた事が、確信として書かれていて感動した」との事。
その感性が素晴らしいと思った。
STEAM教育とは
Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 Art(芸術)を加えて提唱された教育手法である。
「花まるラボ」では、
「世界中の子どもたちの知的なワクワクを引きだす」というのをコンセプトとされている。( feel make think )
子どもたちの知的なワクワク(wonder)を引きだす上において良質な教材を作る。
→それを経験した子どもたちが新しいイノベーションを作っていくだろう。
マサチューセッツ工科大学と、中国の深センの取り組みも紹介された。
川島先生は「シンクシンク」の開発者でもある。
↑ これは本当に「中学受験」の図形問題に役立った。
学力 = 意欲 × 思考力 × 知識
意欲とは、粘り強さや、非認知能力。
思考力とは、1を聞いて10を知るような「考える力」。
知識とは、スキル。
意欲と思考力を伸ばす事によって、知識も伸びる。
「カンボジア」の実験で、「シンクシンク」を3ヶ月やった子たちの学力が6ポイント上がるという結果が出た。
「シンクシンク」は学力テストの問題とは全く被っていないにも関わらず、学力が伸びるという結果となった。
川島先生の目指しているのは、
世界中の子どもたちのワクワクを引きだす事。
その「ワクワク」により、知識が増え、勉強が好きになるかもしれない。
↓ 「花まるラボ」からは更に「受験」に特化した「究極の立体<切断>」というアプリが出ている。
以前までは、開成や麻布で出される「切断」の問題は、「頭のいい子を見抜く問題」だったが、川島先生は
「テクノロジーを用いれば、みんなできるようになる」とおっしゃった。
それが「究極の立体<切断>」アプリだ。
紙だけだとイメージするのが難しかったものを、アプリを使って立体で見られるようにした。
「切断」は点と点を結ぶのだが、それには「同一平面」である必要がある。
同じ平面を作るには「平行」か「延長」しかない。
それをこのアプリでは目で見て理解できる。
お値段は¥5000とアプリとしてはお高めだが、絶対にオススメしたい!
「立体の切断」に関しては「家庭教師」に¥5000払うより、こちらの方がわかりやすいと思う。
もっと小さいお子さんには、問題文がなく「自分で考える」「絵なぞぺ~」がオススメだ。
どれもこれも「思考力を高める」のにオススメしたいものばかりだ。
「花まるラボ」は、きっとこれからもいろんな「ワクワクするモノ」を開発してくださるだろう。
↓ 「高濱ゼミ」「思春期の子どもと上手につきあうには?」のブログはこちらから。
ゲストは「おおたとしまさ」さん。