まずは「学ぶ楽しさ」の体験を積む。
ほぼ生活の一部と化している「御茶ノ水カレッジ」の講演会。
昨日は「ガイアックス」の木村智浩さん、今日は「花まるラボ」の川島先生の講演会に参加した。
いろんな方の「講演会」に参加する度に、「息子はここじゃない・・・」という思いが確信になりつつある。
ただ、どこでも楽しめる子なので、どこでもありなのだが。
「なぜ勉強しないんだろう?」
それは → 「勉強がつまらないから」
詰め込み型の学習が向いていない。
やらされる勉強を続けてきたので、どうやって勉強していいかもわからない。
そもそも面白くないので、勉強したいと思わない。
川島先生の講演会では
「こうなるはずだ」と思っていた事が違うと「えっ、違うの!!」と思う事が学びの楽しさ。
こういう知的なワクワクを引きだすことができるように。
要するに楽しむことがいちばん大事なのだが、私は「やらされる勉強」を強いてきた。
これは「子どもの失敗」ではなく「親の失敗」だと思っている。
さすがに「受験生」には合格には向けた勉強をしてもらいたいが、まだ間に合う人たちは、
学ぶ楽しさ体験させておかないと、学校に入ってから勉強しないぞ!という事を知っておいて欲しい。
今日の講演会でも。一部の「受験塾」で徹底的に詰め込み教育をさせられてきた子どもたちが、中学に入って何をやっていいのか分からなくなる事があり、
「パターン学習への憤りをおぼえる」とおっしゃっていた。
知識やスキルばっかりやってきた子は、意欲、思考力を伸ばしてきた子に追い抜かれて焦り、カンニングしたり、答えを写したり苦しむ事になるというパターンを見てきたそうだ。
こういう事が「中学受験」の恐ろしさだと思う。
まだ、間に合うお母さんたちはまずは
学ぶ楽しさを伝える事に集中してもらいたい。
これを怠ると、勉強嫌いになって我が家のように後で困る事になる。
ここから更に親がやらせていたら、どんどん「自分で考えない子」になってしまう。
「合格したい!!」という事だけに気を取られて失敗した・・・
ただ、行きたかった学校に入れていれば違っただろう・・・という思いはある。
体験授業がおもしろかったから、入学できていれば、あの授業を受けられるチャンスがあったはず。
今通っている学校だって、説明会に参加して、先生と話もして「いい学校」だと感じていた。
入ってみて初めてわかる事もあるが、第一志望に行けるのは3人に1人。
必ず、子どもにあった学校は偏差値ではなく探してもらいたい。
恐らく入ってから「しまった・・・」と思う人もたくさんいるはず。
入ってみないと分からない事もあるだろうが、できるだけ情報収集してリスクを減らしてもらいたい。
気になるのは「講演会」で話すような方々は成功者だ。
これからの時代「好きな事をやりなさい」と言ったって、演者は東大に京大に早稲田に慶応に・・・・
過酷な受験勉強のやり抜いた方たちだ。
今、学校をどうしようか?と考えた時、「いいところ」にはお金が掛かる。
やはり「いい教育」にはお金が必要な社会だ。
↓ こんな記事を見つけた。
まさかの展開! 私立中学に合格した長男のその後【我が家3児の受験事情・最終回】 — 中学・高校受験エッセイ・10 | Hanako ママ web
何だかんだ言っても、子どもの人生は子どものもの。
好きな事をして生きていくのが幸せだろう。
年を取ってから後悔しなように。
ただ、自分がブレ過ぎていて、悩ましい。
↓ 中学生編。