過去問が解けなくなったら?
埼玉受験まであと1カ月とちょっと。
模試もいよいよ12月で終わり。
塾で最後の面談をして、志望校を決定して行く。
(第一志望以外は、最後まで変更可能。)
そんな中「過去問」が解けなくなったら、親子とも焦るだろう・・・
12月なんて、親子とも追い詰められる時期だ。
自分のところだけじゃなく、誰もがそうだと思って欲しい。
秋以降はみんながんばって勉強する。
なかなか偏差値は上がらない。
「あんなにがんばったのに・・・」成績が上がらず不安になる。
みんなそんなもんだ。
ここまできたら親はもう、安心感を与えるだけ。
息子は12月といえども、それ程必死感はなく、私は諦めモードだった。
「奴は埼玉が終わってからが勝負ですよ!」と言われていたので、待つしかなかった。
結局、本人がやる気にならなければダメだからと。
今ではそれが甘かった・・・と思っている。
一体どれだけの「受験生」が自分で気が付いて、がんばっているだろうか?
恐らくほとんどの子どもたちは「合格」を目指して、やらされているはずだ。
やっぱり「合格」したかったので、もっと無理にでもやらせて欲しかった。
後の事は、合格してから考えるから・・・
確かに「中学受験」を終えて、行きたい学校に入ったけど、燃え尽きて、そのまま脱落する子もいるが、そこで奮起して頑張る子だっている。
6年間あるので、どこでやる気になるかもわからない。
どっちに転ぶかわからない以上、
とりあえず「合格」はしたかった。
「中学受験」は親がベッタリで、「とにかく合格」を目指したが、「中学生」からは、
親は手を離し、子どもの自主性に任せて成功している方がいるのも知っている。
(逆に花まるラボの川島先生は、親がベッタリでこいつは夏休みまでしかもたないな・・・と思った子がその通りになったというお話もしてくださった。)
子どもはこの為に3年も、4年も、遊ぶのを我慢してやってきたんだから、やっぱり合格したいでしょ。
親がそう願って何が悪いよ・・・と思う。
何校も、何校も見てまわって「ここなら!」って、せっかく見つけた学校だよ。
そりゃ行きたかったよ。
塾の先生にとっては「毎年、毎年」の事だろう。
親とは思い入れが違う。
いや、先生のせいじゃないな・・・
私がもっとしっかりしていれば・・・と思う。
今は「第一志望」に入れるのは4人に1人と言われている。
難しいけど、子どもの心を折らない様に残り2ヶ月、やれるだけの事はやった方がいいい。
だって後悔するから・・・←子どもはあっという間に忘れるのでご安心を。
多分、「行く学校が決まった時」にはもう落ちた事なんてすっかり忘れている。
子どもはどこでも全然大丈夫なので、あまり心配しないように。
この切り替えの早さに親が付いて行けないだけ。
私も普段は忘れているけど、こうして書いていると記憶がよみがえり、後悔がわき出てくる。
どうか親子とも悔いのない受験を。
「これ以上はできない」ところまでやりきったら、きっと親子とも後悔しないはず。
ただ、ダメだった時のことも考えておく必要はあると思います。
たくさんの行きたい学校を見つけてください。
そして周りを見て思うのは明らかに
「親に余裕がある子ども」の方が合格していると思います。
その点でも私は劣っていたな・・・かなり息子を追い詰めた自覚があります。
↓ 中学生編。