公立の小中学校は不平等だと思っている。誰もが工藤校長ではない・・・
わが子が、いわゆる「普通の子」じゃない事は重々承知していた。
小学校で散々な目に遭ったので、「公立中学なんて恐ろしくて行かせられない」と思った。
先生に従える子が「いい子」で、そういう子がいい成績を取るのが「公立」だと思っている。
相手が先生でも「それはおかしいでしょ?」と思ったら、息子は食ってかかる。
私は「学校に期待してもしょうがないよ。
めんどくさいので「はい、はい」って言っときな。
そしたら早く終わるから。」と伝えた。
どうせ理解されないし、先生は「生徒が従うのは当然だ!」と考えている。
「おかしい事をおかしい!と言ってはいけない」のが学校だと思っている。
以前「御茶ノ水」で参加した「ゼミ」で、息子が「先生が間違ってると思ったら、反抗する。」という話をしたら、
他の参加者の方が、「それは先生と生徒だから「従え」ってなるけど、社会に出たらそれは「反対意見」であり、議論の場となって、より良い物ができるんじゃないですか?」と教わった。
なるほど・・・
いろんな場に出かけていき、いろんな方の意見を聞くことが出来る環境ってありがたいな~と思った。
自分じゃ気が付けなかった。
「先生の言う事なんて聞いておけば丸く収まるし、めんどくさい事にならないでしょ・・・」と考えていた。
だって、いつだって私は息子のせいで先生たちに怒られてきたから。
私も早く終わらせたいので、いろいろめんどくさかった・・・
それでも息子には「それは先生がおかしいよね」という事は伝えていた。
私も先生に「おかしい事」は「おかしいでしょ」と伝えた方がいいのだろう。
めんどくさいけど・・・

麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること
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↓ 今話題の「麹町中学校」工藤校長先生の記事。
これを読んで、「だって他の学校は工藤先生じゃないから・・・・」と思った。
「内申点」怖いよ。
それが現実だって、親はみんな知っているから。

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↓ 内申点の話はこちら。
やっぱり、公立で「内申点」が取れない子は「私立」を目指した方が堅実だと思う。
「知窓学舎」の矢萩邦彦さんも、「私立」の方がまだ理解のある先生に出会える確立が高いとおっしゃっていた。
公立だと「理解ある先生に出会える確立」は極めて低いのだ。
私が「公立」に失望しているせいもあるが、個性的な子には、偏差値にこだわらず、「特待制度」も含めて考えて、できれば「私立」を目指してもらいたい。
↓ 中学生編。