結論はでたけど、中身がおもしろかった。
講演会の中身について、ほとんど書いていなかった。
いや~、考えさせられる内容だった。
世の中にあまり変化のない時代の子育ては、親世代が自分たちが経験してきてよかったものをそのまま生かせる。
今は時代の変化が大きくて、20年後、30年後は今とはかなり違うはずだから、考えながら子育てしなければならないので大変だ。
社会の変化によって、自分が「受けた教育」がほとんど通用しない、もっとも早く変化する時代に入っている。
ホワイトボードを使って、グラフとして表してくださった。
これは人口増加のグラフと似ているそうだ。
人口の増加により、エレルギーや食べ物、全てを倍にしなければならい。
これからは「地球を守る子」を育てないとダメ。
何のために「SDGs」を学ぶのか?
SDGs(エスディージーズ)とは?17の目標を事例とともに徹底解説 | 一般社団法人イマココラボ
国連でグレタさんが訴えた「今頃経済成長?」という言葉。
汐見先生は「新しい事をする人はみんな発達障害だとひとくくりにされる。」とおっしゃった。
人口が増え、森林伐採は進み、砂漠化が進み、地球が住めない星に向かっていっている。
目の前の経済成長より、もっと大事なものがある。
昔の人たちは、木を1本切るのも「地球と相談」してきた。
お互いに支え合って「共存」していた。
畑で同じものばかり作るから、農薬や肥料が必要となる。
例えば豆類とトマトを一緒の畑で育てれば「共存」できるとおっしゃった。
豆類は「窒素肥料」を出して、植物を大きく育ててくれるらしい。
目先の事だけに囚われて行動していたら、地球は終わってしまう。
これからは「地球を守る子どもを育てる」事が大事だそうだ。
食べ物の話では「雑草」ではなく「野草」だそうだ。
長い人類の歴史の中で人間は「飢餓との戦い」だったので、体がそのように出来ているのに、食べ過ぎて処理できなくなり病気になる。
理想は「玄米」と「味噌汁」を「発酵食品」と「野草」
昔は、ごちそうは週に1回という暮らしだった。
但し、「子どもには栄養が必要。」
野草だが、「シロツメクサ」の花と、「ひまわり」の花びらがおいしい!と教えてくださった。
必要以上に「採る」をやめれば、地球環境にいい。
これをなかなか実践するのは難しいが、食べ過ぎなようには心掛けたい。
体を動かさないから病気になる。
「筋肉は動かさないと、どんどん固くなり、骨みたいになってしまう」と教えてくださった。
「楽してるから体が悪くなる」と耳の痛い言葉をおっしゃった。
まさに今、あちこち痛くて何もできない毎日なので、おっしゃる通り・・・
全身には400種類以上の筋肉があり、使わないと固くなる。
たくさん歩かないとダメだ。
昔から言われている「土に触れるといい。」というのは、 人間はストレスが溜まるとプラスイオンが出るが、土がアースの役割を果たし、触る事によって、プラスイオンが土に流れ、マイナスイオンが体に入ってくるそうだ。
ああ、今まで植物、どれだけ枯らしてきただろう・・・
私はダメなことばかりして生きてきた。
子どもが大人になる頃には、親世代が想像もできないような世界になっている。
大切な事は何か?
「地球を守る子どもを育てる」
何にしても、「子どもたちが暮らす時代の地球」のことを大人はもっと真剣に考えないと、大変なことになるのは間違いない。
↓ 中学生編・