船橋さんは「公立中学」がいいとおっしゃった。
「社会に出た時、同じようなレベル、同じような環境の人間が集まる場所なんてないんですよ。
だから僕は「公立」がいいと思います。」とおっしゃった。
「私立」だと同じレベル、環境の人間が集まりやすいから。
今のお母さんたちに知っておいて欲しい人物を紹介する「高濱ナイト」。
いろんな「スーパーマン」が登場するので、本気でワクワクする。
世の中で成功する人って何が違うんだろう?
船橋さんはカトリックのお家で育って、それはそれは厳しく育てられ、親が完璧で「褒められた事」が1度もないとおっしゃった。
「褒めて伸ばす」というご家庭ではなかったようだ。
海外でいじめや差別に遭い、日本に帰ったらまた帰国子女として扱われ、家でも厳しくて、どこにも居場所がなかったそうだ。
常に「何でこんな家に生まれたんだろう?」
「何で?何で?」を考えていたとおっしゃった。
それに対し高濱先生「ああ、内省ですね。内省はいいんですよ~。」
親にも褒められず、いじめに遭い、どこにも居場所がないけど
「僕には僕のいいところがあるはずだ!!」と考えられたそう。
そこが凡人とは違うんだろうな~。
「自らをコーチング」されていたのだ。
船橋さんの育った環境は、今まで見てきた他の人たちとは違っていた。
こういうパターンもあるんだ。
親がブレないというのが大切だというのがよくわかった。
親の教えは
1、自立しなさい
2、社会のいろんな側面を見なさい
3、人の役に立ちなさい
食事も質素で朝食がパンの耳で、10円安いパンの耳を自転車で買いに行かされたとおっしゃっていた。
これに対して高濱先生は「欲しくて欲しくてたまらないけど、手に入らないものがあるのはいい。
人間をダメにするのは「欲しい物を何でも与え続ける事」だそうだ。
必要以上に物がある環境はよくない。→欲しくても手に入らないものがある方がいい。
↓ 高濱先生の講演会で出てくる「ルソーのエミール」
「人間を一番ダメにするのは簡単で、欲しい物を与え続ければいい。」
難しいな・・・と思ったら「マンガ」で出ていた。
船橋さんは自分には「自己肯定感」はなかったけど、
「自己抗力感」があったとおっしゃった。
「我慢する力がある!」と。
それに対して高濱先生「自己抗力感があると考える自己肯定感があるじゃないですか!」と笑われた。
やっぱり「自己肯定感」あったんだな~。
ずっと親に「すべて自分で決めなさい」と言われてきた。
「自分で決めた事はやめない」
途中で脱落するのは、誰かにやらされた人たち。
これからは「AI」がいろいろやってくれて、人間はきっと「暇」になるだろうから、
好きなものを持っている人が強い。
あと、おもしろいと思ったのが
「日本人は言われた事はする」というもの。
言われないと動けない日本人だが、言われた事はするので、そこを利用したいとおっしゃっていた。
なるほど・・・日本人は真面目だからな~。
↓ 船橋さんの本。
私も会場で買ったけど、まだ読んでいない・・・
留学に興味がある方は是非。(トビタテは高校生以上。)
「高濱ナイト」にみえる方々のお話は毎回本当におもしろい。
何とか息子に見せたいな。
先日の「前田裕二さんのアナザースカイ」も「高濱ナイト」も、今、息子に見せてもピンとこないんだろうな・・・
↓ 中学生編。