「中学受験」本番の恐ろしさ。
うちの息子は緊張しないタイプだ。
模試だって平気で忘れ物もするし、前の日から準備なんて事もない。
「鉛筆を持たずに試験へ」なんて事もある。←誰かに借りればいいと思っている。
1月の「受験」だって特に緊張する事もなく普段通りだった。
1月は「インターネット発表」だったので、発表の時間には既に寝ていた。
落ちても受かっても気にしていなかったから、緊張もしない。
あくまでも「第一志望」に行くつもりだった。
ところが「2月1日」は今までと様相が違っていたようだ。
いつも通り、早々に学校到着。
学校の前にずらっと旗を持った各塾の先生たちが並ぶ中、「スクールFC」の先生を発見し、挨拶して、ついでに「サピ」や「日能研」の生徒の列にも並んで先生たちに「いい言葉」を掛けてもらい、余裕で待機していた。
その地点では普段通り。
その後、受験番号順に教室に案内される。(2月1日だけ。4日は来た順番。)
教室に入るとガタガタ震えて教科書を読んでいる子や、ビビって机に伏せてる子、今にも泣き出しそうな子・・・・「みんなの緊張が伝わった」と言っていた。
急に怖くなってしまったそうだ。
すっかり現場の雰囲気に飲まれてしまった息子。
あんなに緊張しない子なのに・・・・
一生に一回の「中学受験」。
みんなだって必死でこの日の為にやってきたし、怖くて仕方ないのだ。
一斉に「よーい、ドンッ」の世界。
↓ 忘れないうちに予約を。
本番は「練習と違う」とはいえ、初めての試験本番で「2月1日」を迎えるのは危険極まりないといえる。
絶対、場馴れしておかないとダメだ。
練習したって緊張するのに、練習なしで「本番」なんて13歳の子どもにはきつすぎる。
↓ いろんな試験がある。
普段から緊張しやすいタイプの子がいた。
その子は、行く、行かないに関わらず、埼玉、千葉を何校も何校も受けた。
2月1日から落ちた時の為の、「連日入試の練習」にもなった。
朝早く起きて試験に向かうというリズムができたと思う。
そして見事「第一志望校」に合格した。
「中学受験」、「練習受験」は絶対必要だと言える。
練習したって緊張するのに、「2月1日に見るの景色の全て」が初めてだったら、怖くて試験どころではなくなるだろう。
親はまだ暗いうちから起きてお弁当作り。
前日から「受験票」や筆記用具なんかのチェック。
着替えも一式用意する。
交通機関の乱れがないかの確認。
無事学校に到着して目に入る光景は、ずらっと並んだ「塾の先生たち」。
その中を応援されながら進んでいく。
そして本番。
終わったら午後入試に向かう。
この繰り返しが、一体何日まで続くかわからないのだ。
「合格」しても落ちても、「塾」には自分で報告に行かなければいけない。
「インターネット発表」だと先生方は、塾で既に発表と同時にチェックしている。
先生たちも全く眠る時間がない期間となる。
応援なので学校到着が「生徒」より遅くなる訳にはいかない。
うちはいつも到着が早すぎて迷惑を掛けたな・・・
いよいよ1月から埼玉が始まる。
たくさん練習してもらいたい。
↓ 時事問題が載っている。
↓ 中学生編。