息子の志望校のレベルって本当に合ってたのかな?
6年生の模試では、教科ごとにバラつきがあり、これが良かったら、こっちが悪いという感じで、特に「ずば抜けて得意な教科」なんてものがなかった。
いつも2教科がよくて、2教科が悪い。
その教科もその時によって違っていた。
4教科のトータルで偏差値を保つ感じ。
もしかしたらこんなに成績が安定していなかったのに、「芝」なんて恐れ多かったのか?
いや親子ともに「行きたい学校」だったので、第一志望としては間違いない。
「芝」に入学できていれば、息子は楽しく過ごせただろうと思う。←まあ今の学校でも本人は楽しく過ごしているが。結局どこでも大丈夫な子なんだが。
↓ 「どこに出しても恥ずかしくない子」に育ててもらいたい「巣鴨中学」
我が家の「中学受験」の目的としては、公立中学の内申点を避けるためと、変わり者の息子を「受け入れてくれる場所」を探すことだった。
親子とも、先生に怒られ続ける事にうんざりしていた。
「花まる学習会」のように、「ちょっと変わってるけど面白い子」と認めてもらえる場所を探していた。
↓ お寺の門をくぐって学校へ。のんびり穏やかな雰囲気の「高輪中学。」
この「花まる学習会」だが、本当にスゴイところだと思う。
どこに行っても「厄介者」の息子を受け入れ、親でも褒めるところを探すのが難しい子を「褒めて伸ばしてくれた」。
↓ 生徒が「好きなクラブに入れるように」とたくさんのクラブがある「成城中学」
「こんな花まるみたいな私立中高一貫校はないのかな?」とずっと探していて「この先生だ!」と感じたのが、「芝中」の武藤校長先生と、「栄光学園」の井本先生だ。
先日、「塾」ではなく「誰に教わるか」で「場所」を選ぶとブログで書いたが、まさに「学校」も先生で選びたかった。
「合格」できなくてほんとうに残念だ。
ただ、きっと他にも「こんな我が子を認めてくれる学校」はあったはず。
武藤先生に気を取られ過ぎて、見逃してしまった。
↓ 井本先生がどれほど素晴らしいかがわかる本。
いつも講演会で高濱先生が「日本一の先生」だとおっしゃっている。
今学校で息子は、やっぱり怒られ続けている。
きっとどこへ行っても「怒られる子」なんだろう。
そして勉強もしないので、成績もひどい。
この点からも、もっとゆとりを持って勉強できる学校の方がよかったのかな?と思う。
↓ 校庭がないのが寂しいが1クラスの人数が少なくて、先生との距離も近いと感じる「開智日本橋中学。」
全員がタブレットを使い、英語にも力を入れている。
息子には勉強において「劣等感」というものはないので(恐らく、俺はやればできるから・・・と思っている。)、「周りのみんなが勉強する」学校の中で、成績が悪くても平気でいられるが、
がんばってがんばって無理やり何とか入った学校だと、入ってから「劣等感」を持つ子もいるんじゃないかな?と思う。
↓ 入ってからの満足度が高い「京華中学」。
電車好きにもオススメ。
おおたとしまささんが、「偏差値に関係なく「私立」はみんないいです。
どこでもいいところもあれば、悪いところもある。」とおっしゃっていた。
子どもの「この学校に入りたい!」という思いは大切だが、親の「あの学校にいれたい!」は全て正しいのかな・・・
もちろん「学校の教育理念」で選んで「ここなら我が子を伸ばしてくれる。」と思って受験させるのもいいだろう。
ただ、偏差値だけを見て「上から順番に受験する」というのは違うんだろうな・・・と思う。
偏差値で選ぶと、入ってから後悔することになる。
何といっても6年もある。
↓ 設備が整っていて、実験が多い授業が面白い「芝浦工大」。
校長先生も素晴らしい。
偏差値で学校を見るとキリがない。
学校は入ってみないとわからないが、我が子が輝ける場所を探してあげて欲しい。
矢萩邦彦さんが、「首都圏で中学受験をして学校に入って、GWまでに学校を辞める子が200人くらいいる。」と教えてくださった。(←親の転勤なんかも含まれているのかもしれない。)
入学してから「ここじゃなかった・・・」と1カ月ともたず学校を辞める子がいる事も知っておいて欲しい。
↓ 生き物好きにオススメの「青稜中学」。
生物部は一見の価値あり。
いい学校はたくさんある。
とにかくなるべく多くの学校に出向き、
子どもが「生き生きと通える学校」を探してあげてほしい。
↓ 1点で合否をわける「中学受験」。限られた時間で漢字も取りこぼさない。
↓ 中学生編。