「がんばれ」より「大丈夫」。
世の中はクリスマスシーズン。
それどころじゃない「受験生」たち。
12歳の子どもたちは、本当によくがんばっている。
毎日、毎日、勉強するのが当たり前の日々。
受験しない子たちは、思いっきり遊んでいる。
朝、塾に行く時、公園の横を通ったら同級生が遊んでいた。
「おうっ!今日遊べる?」
「ごめん、塾。」
「えっ、冬休みのこんな朝早くに!」
「うん、今から夜10時まで塾。」
「ええっ、そんなに勉強すんの!!」
「中学受験」しない子たちには、想像もできないくらいの勉強量。
それを親も子も「当たり前の事」として受け入れいる。
本来、それが自然な姿な訳がない。
「中学受験」ってどうかしている。
その真っ只中にいた時は、よくわかっていなかったかもしれない。
親の目から見て、私には息子ががんばっているように見えなかった。
だから、褒めてやっていないと思う。
「もっと真剣にやれよ」と言っていた。
もしかしたら本人なりに頑張っていたのかもしれないし、密かにプレッシャーと戦っていたのかもしれない。
やっと最近になって2月1日の試験の日、教室に入って、震える子を見て「怖くなった事」を話した息子。
午後入試では、疲れ果てたのか、試験中寝てしまったそうだ。
12歳の子どもには過酷な「中学受験」。
甘くない。
頑張っても報われないことだってある。
子どもたちは「みんな頑張っている」。
親も不安で心がグラついている時期だ。
中1のお母さんたちはみんな「去年の今頃なんて何してたか覚えていない。」と言う。
ずっと気を張る毎日が続く。
それももう少し。
自分は息子の頑張りを褒めてやれなくて悔やんでいる。
これから受験を迎える子どもたちのお父さん、お母さんは、「よくがんばってるよ。」「大丈夫だよ。」と声を掛けてあげて欲しい。
本番まであと少し。
学力は直前まで伸び続けると言われています。
どうか最後まで諦めないでやり抜いてください。
↓ 中学生編。