6年生最後の年に、お正月はない。
6年生は塾の年末年始の特訓で、お正月はない。
朝から、晩まで「塾」で過ごす。
「合格」という目標があるので、年末年始に勉強するのも仕方がないと思う。
1年限りのことなので我慢しよう。
落ちた時に「あの時、休んじゃったから・・・」という後悔も残したくない。(みんなが勉強してるのに・・・)
↓ 「幸せな受験」とは。
1月10日から、埼玉受験が始まる。
ここから毎日、毎日、「合格」するまで試験を受ける。
東京が本番の子どもたちには「練習」の意味もあるが、「どこに合格できるか」で併願校も変わってくる。
埼玉が本命の子たちは、これが終われば長かった「中学受験」が終わる。
帰国子女入試や、第一志望入試で、早々に「中学受験」を終えた人たちがうらやましかったな。
それも長くてもあと1カ月とちょっと。
試験が始まると、毎日、毎日、早起きで、子どもは試験、保護者は長時間の待機。
しかもずっと緊張状態なので、どんどん疲れがたまってくる。
↓ 本屋に並ぶ「中学受験用」のマンガは隙間時間に役に立つ。
埼玉が終わればすぐ「千葉」が始まる。
「千葉受験」をしない人は、埼玉が終われば「2月1日」に向けて、必死の勉強が始まる。
うっかり「埼玉」で希望の学校に「合格」した場合、気が緩むこともあるので注意が必要。
男子なんて「埼玉で落ちた方が本気を出せるんじゃないか?」とさえ思う。
↓ 1点2点で合不合が分かれる。移動中も無駄にできない。
「中学受験」は本番を迎えるが、小学校も授業が始まる。
私は息子の勉強に対する「本気度」が足りないと感じていたので、「小学校なんて行ってる場合じゃない!」と思っていた。
1月は、始業式に行き、その後「埼玉入試」が始まり、連日試験だった。
その間に、小学校で「インフルエンザ」が大流行して、学級閉鎖になっていた。
ここぞとばかりに「小学校を休む口実」として、そのまま行かせなかった。
小学校では、学年、クラスごとに順番に「学級閉鎖」が広がって行った。
この「クラス」が治まったら、次の「クラス」という感じだ。
そんな恐ろしいところに行かせる訳にはいかない。
何年も「中学受験」のために勉強してきて「インフルエンザ」で台無しにはできない。
そのまま学校には行かず、入試本番を迎えた。
その間、朝9時半から夜10時まで「塾」にいた。
少しは勉強出来たと思う。
1日長いので、具体的に「今日は●●と●●と●●をする」と決めておくのがいい。←ここは親が本当ににやったかどうかのチェックはいると思う。子どもは長時間「塾」にいるというだけで勉強したつもりになる・・・
うちは、第一志望には合格できなかった。
「学校を休んだ生徒は落ちる」と聞くが、うちは確かにその通りになったが、学校を休んだってちゃんと「合格」している人もいる。
「中学受験」全てに言えることだが、全部「本人次第」だと思う。
朝9時半から夜10時まで「塾で勉強」ではうちの息子の集中力が続く訳がない。(夕方からは普通に授業)
そんな中でも、集中できる子はできる。
やっぱり「本人次第」だ。
ただ朝、決まった時間に起きて「塾」に行くので、学校を休むことによる、生活習慣の乱れはなかった。
学校に行った方が気分転換できる子もいるだろうし、「もっと勉強したい!(あそこを克服したい!)」という子もいる。
学校を休むかどうかも、子どもの様子を見ながら、保護者が判断すればいいと思う。(試験日は欠席扱いにはならない)
最後まで、試験中にさえも学力は伸び続けます。
悔いのないよう、がんばってください。
↓ 決して「中学に入ったから安心」とはいえない中学生編。
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