トラブルを避けるために「受験校」は内緒にするが。
いよいよ埼玉も始まり、本番を迎える「中学受験」。
本命が千葉や東京の子たちは、偏差値かから見て「余裕で合格するだろう。」と思って受験しても落ちる事がある。
そこを「本命」にして頑張ってきた子には勝てなかったりする。
埼玉で落ちて、慌てて本気で勉強しだす男子もいるし、本気で落ち込んで立て直すのに時間がかかる子もいる。
「点数開示」があるので「1点足りなかった」を現実として味わう子もいる。
きっとこの経験も無駄にはならないはず。
千葉や、東京の子には「練習」とはいえ甘くない。
ああ、これが「中学受験」なんだと思い知る事となる。
「合格するまで受験する」となると、1週間毎日のように試験を受ける事になる場合もある。
親も子供も辛くて追い込まれていく。
「不合格」で子どもが落ち込み過ぎてなかなか立て直せず、「練習で受験なんかしなければよかった・・・」なんて嘆く母親もいる。
↓ こういう気持ちで受験に臨みたい。
本番が始まればいろんな事が起きる。
あれほど内緒にしていた「受験校」。
受験会場の学校に行ってみれば「小学校のクラスの3分の1」がいたなんて事もあった。
偏差値がお手頃で、近くの私立にはやっぱり知り合いは集まる。
そうなると、「合不合がどうだったか」は必然的にばれる。
それを防ぐには、とにかく知り合いに会わないように周囲に目を配ったり、普段見慣れないパパに任せたりするしかない。
それでも、学校内で子どもたち同士は出会うので防ぐのは難しい。
待ち時間なんかが一緒だと、一緒にいるしかなくなり、他の学校の事も話さざるを得なかったりもする・・・
「知り合いがいた!」と見つけた瞬間、外に出て待つ方が賢明だろう。
とにかく人と関わると「向こうは合格してるのに、こっちは不合格」という事を言わなくてはいけない状況なんかも生まれてくるので、絶対に避けた方がいいと思う。
「中学受験」のここまでの地点で、ほぼ平常心を失っているのに、自分のところだけが「合格」も気まずいし、相手だけが「合格」なんて事になると嫉妬心がメラメラわいてくる。
ロクな事はないので、とにかく人は避けましょう。
埼玉が近付いてきました。
油断せず、でもなるべく平常心で「合格」を取って行きましょう。
↓ 中学生編。