「栄光学園」の井本陽久先生のお話だった。
去年息子も「栄光学園」を受験した。
理由は「井本先生」がいらっしゃる学校だからだった。
「入学さえできれば、こんな息子でも何とかしてくださるんじゃないか?」と期待していた。
結果は、やっぱり・・・と言っては何だが「不合格」だった。
本人的には「全部わかってメチャクチャできた!!」と言っていたのだが・・・
「神奈川御三家」そう甘くはない。
↓ 1月14日の深夜に「再放送」があるので、見逃した方は是非。
番組冒頭の「成績は幸せに関係ない」という言葉が響く。
20年以上「教師」経験されてきた方の言葉だから。
「そのままでいい」を誰もがマネするのは難しい。
特に親は、子どもの将来が心配で黙ってはいられない。
↓ テレビでもサラッと出てきた挫折経験も書いてある。
息子が数年間「花まる学習会」に通っている間に、井本先生の講演会にも何度も参加した。
そこで「この先生がいい!」と思ったのだ。←変わった方だとは思った。
大人用の「授業」も受けてみたが、私の数学のレベルが低すぎて、キツかった・・・
「授業」だけは二度と参加しないと心に誓った。
中学生になって「証明」が嫌いになる子が多いというので、記号を使った授業だった。
「これを3ヶ月かけて教える。」とおっしゃっていたのを覚えている。
「こんなに丁寧に教えてくれるんだ。」と感動した。←教えるというより井本先生の「自作プリント」で子どもたち自身で考えるのだが。
昨日のテレビ放映後、栄光学園のHPがダウンしていた。
きっと、入学希望者も増えるだろう。
去年息子が受験した時は、井本先生は職員だったが、今は非常勤となっていて、授業数も少ないと聞く。
「井本先生目当て」だけで入学すると、期待はずれとなる事もあるかもしれないので、注意が必要だと思う。
ただ「栄光学園」は何度も行ってみたが、他にも素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃった。
オープンスクールで「体験授業」にも参加したが、先生も生徒も穏やかで見ていて安心できた。
そして校長先生は、「炊き出しボランティア」に参加されるような方だ。
何より、生徒たちが優しい。
自然に褒めてくれるし、気を配ってくれる。
何年も「養護施設」のボランティアに行っている子たちもいる。
この子たちを見て「絶対いい学校だ!」と感じた。
学校の中の「空気感」があったかい感じがした。
井本先生を抜きにしても、素晴らしい学校だと思う。
何しろあの「井本先生」を自由にさせてくださっている学校なんだから。
ただ「簡単には入れない」のがもどかしいところだ。
↓ 栄光学園は大船から狭い1本道。大渋滞となる。2月2日の午後入試がある方は注意。
受験本番までわずかとなりました。
おおたとしまささんが学校を取材していると「イモニイみたいな先生は全国にたくさんいる。」とおっしゃっていました。
「どこにいるの!?」と聞きたいところですが、自分で探すしかないのでしょう。
6年間「子どもが楽しく過ごせる場所」が見つかりますように。
↓ 中学生編。