いちばん好きな講演会「高濱ナイト」。
先が読めない時代に
「自分で自分の道を切り開いてきた方を迎える高濱ナイト」。
医学博士の宋美玄さんがゲスト。
親しみやすい笑顔が素敵な方だと思った。
神戸で生まれ育った、宋さんは、在日韓国人だったので、親に「医者以外の道」を選ばせてもらえなかったそうだ。
外国人差別があり、就職は難しく、自営業か、起業するか、医者だとおっしゃった。
差別というのは、日本人が普段、当たり前のことだと思っている事が、当たり前でなかったりする。
国籍のせいで、破談も経験されたそう。
↓ 知らなくてごめんなさい。ベストセラーだそうです。
受験生の参考になるお話としては、週6で塾に行き辛かったけど、頑張って目標が見えてきて「これ行けるかも?」と思った時に、楽になったとおっしゃっていた。
頑張っても先が見えなかった頃がいちばん辛かったそうだ。
お父さんに「医者になれば将来絶対感謝する。」と言われたが、
「全然、感謝なんてしていない。」とおっしゃった。😅
高濱先生がおっしゃるには「自分で選んでいないから。」との事。
必ず出てくる「自分の道は自分で選ばないと後悔する。」という話。
この話は、本当にいろんな人からよく聞く。
「自分で選んだ」という気持ちが、これからの時代はとても大切な事だそう。
我が子には自分で選ばせないと・・・
今、成功している人たちは、一旦「社会の枠組みから外れた人」が多いと高濱先生。
ただ、「今は学歴社会ではない」と何度も聞くが、ほとんどの人が「サラリーマン」になるわけで、起業する方が少ない。
その「サラリーマン」の世界は「学歴社会」だ。
そしてボソッと「起業家が全員成功するわけではない。」という話もされていた。
そうでしょ?
起業して成功した人たちの中に、不良が多いのはわかった。
ただ、起業して成功する確率って6%だと聞いた。
「起業」をしてみる価値はあるけど、「サラリーマン」になる可能性の方が高い以上はとりあえずの学歴は欲しいな・・・とまだ思ってしまう。😖
↓ 女の子に。
宋さんの話に戻るが、
意識してストレスを溜めないようにしているとおっしゃっていた。
無理にでも出かけて行ったり、海外に行くそうだ。
自分で「ストレス解消できる」というのは大きいと思う。
きっと成功者の方々は、自分なりの「ストレス解消法」をお持ちなんだろう。
イギリスに行った時に、いろんな国のいろんな方々と出会って、多様性を体感し、悩みが吹っ飛んだそうだ。
日本人は「普通」と「違う人」に分ける傾向がある。
海外に出れば「日本人」も差別される。
こういう経験は必要だと思う。
自分の中の当たり前と、人の当たり前は違う。
宋さんは「どうしたら人を助けられるか?社会の中でどんな役割が自分にできるか?」というような事もおっしゃっていた。
高濱先生もそうだが、常にトップの方の方たちは、「社会貢献」が頭の中にある。
「高濱ナイト」はこういう思いに触れられるから好きだ。
宋先生は、やさしくて、面白い方だった。💖
↓ 中学生編。