久しぶりに塾に行って思うこと。
親が何も言わなくても、
ある程度の年齢になったら
「自分から勉強してくれる」はず。☝️
ある「高校生男子」のお母さんと話す機会があった。
「高校はどこ行ってるの❓」と尋ねると、
どうやら「工業高校」らしい。
「高校」の事はよく分からなかったが、
「工業高校」だと「大学」には進学せず就職するそうだ。
そのお母さんは
「黙っていても中3になったら自分で勉強するでしょう」
と思っていた。
ところが、中3になっても一向に勉強する気配がない。😓
「いやいや、もうちょっとしたらさすがにやるでしょ」
と思って更に黙って待っていた。
あっという間に秋になり、
面談で先生に、
「もうどこの高校へも行けません」と言われたそうだ。😱
さすがに
「勉強するように☝️」と言い、
「中3男子」はそこから勉強を始めたが、
既に「大学に進学できるような高校」には行けず、
何とか「工業高校」に入ったと言っていた。😩
そんな恐ろしい事ってあるんだ・・・・💦
と思っていたのに、
自分も「中学受験」を終えた息子を
放置した。
「口を出しちゃいけない」と思ったし、
さすがにうちの子はやるでしょ・・・とも思っていた。
口を挟んだところで、
ケンカになるだけだ。😔
厳しいことを言ってくれるような
「外の師匠」だって見つかりゃしない・・・💦
「中学受験」が終わった後、
先生が子どもたちに向かって
「今は、勉強なんてしなくていいから
思いっきり遊べ❗️」とおっしゃったそうだ。
息子はその言葉を盾にして
「先生が勉強しなくていいって言ったもん。
今は遊ぶ時なんだよ。」と言い
2月の2週目から延々遊び続けた。
それ以降、一切、勉強はしてない。
「だって先生が言ったから」☝️
→(それは春休みまでの話なんだけどね・・・)
何年も何年もかけて築き上げた
「勉強習慣」を失うのなんて
アッという間。😩
特に「集団塾卒」の男子が危険。☝️
開放感があるらしい。✨
その後、学校が始まると、
ほとんどの子は普通に「勉強に戻れる」。
「中学受験」して学校に入ると
今までとは全く違う。☝️
同じレベルか、それ以上の人たちと
一緒に勉強することになる。
周りにいるのはみんな
「中学受験の勉強」をしてきた子たちだ。
学校に入って勉強しないと「差」は開くのみ。
「勉強するのが当然」の子たちが山ほどいる。
この春からの
「オンライン授業」の期間中、
「勉強する子」は、時間があるので
かなり勉強していたそうだ。
この休校中に
「やらない子との差が大きく開いた」と
先生がおっしゃっていた。
どんな状況でも「やる子はやる」。
「中学受験」が終わったって
当たり前に勉強は続く。
終わりじゃない。
「中学に入っても遊べるわけじゃないよ」と、
早めに子どもに言い聞かせておいた方がいい。
特に男子。☝️
ただうまく伝えないと
「受験が終わってもずっと勉強か・・・」😓
と気持ちが削がれるので注意が必要。
学校に通う以上は、
「授業」がわかった方が楽しいし、
「成績が悪い」と何かとめんどくさい・・😓
息子は中2にして「塾」に通う事になった。
1年半ぶりに「塾」に行き
先生と話して感じたのは
「ああ、これは成績を上げるための勉強だな・・・」という事。
息子の状況が悪すぎるので仕方がないが、
「欲しいのはこれじゃないんだけどな・・・」と感じる。
子どもが学校に残りたくて、
「初めて助けを求めてきた」のでここは仕方がない・・・と諦めている。
でも、ここまでして「学校に残る意味って何だろう」❓とは思っている。
ふと思い出した
通っていた塾のエラい先生の言葉。
「お母さんはどんな事があっても
彼を6年後に卒業させる事に全力を尽くしてください。」
恐らくこれがいちばん現実的。
別の先生は、
「自分事として考えられるよう、
退学になろうが、自分で責任を取らせなさい。」
さて、どうする❓
ただ言えるのは
「道は1つじゃない」という事。👍
子どもに「勉強しなさい」と言わなくても
「勉強する子になる」は幻想。😓
みんながみんなそうではない。
他にも「中3男子」で、
最後の2週間前まで何もせず、
最後にやっと
「やばい、中卒は嫌だ❗️」と必死で勉強して
見事「志望校」に合格した子もいる。🈴
男子の「最後の集中力」には
目を見張るものがあるのは間違いないが、
それに賭けるのは危険だ・・・😅
「高校受験」の15歳でも
このレベルだという事。
「中学受験」は親のサポートなしに成り立たない。