しつけについて話そう!
高濱正伸先生、汐見稔幸先生、木村智浩さん。
- 「しつけ糸」
- 習慣化について
- 食について
- 嗅覚と味覚
- ダブルバインド
- 子どもの気もちを尊重したい
- 想像して共感する
- これらをできるようにするには?
- 汐見先生からの課題
10月14日(水)汐見 稔幸氏 × 木村 智浩氏 × 高濱 正伸「子育てプレミアム対談第1回 しつけについて話そう!」【Zoomライブ配信】 | Peatix
絶対、聞いておいた方がいい
「汐見先生」のお話。✨
今回は「しつけ」について。
「しつけ糸」
「しつけ糸」という言葉がある。
最初の「基準」として
「おおまか」に縫っておく。
しつけ糸がキツいと
あとで抜けなくなる。
しつけ糸がゆるすぎると
あとで本縫いができない。
小さい頃は親が、
ここで暮らしていくための
「しきたり」を教えていく。
子どもがある程度の年齢になった時、
自分自身で
「何で❓」
「これは本当にそうなのかな❓」
「これはやりたくない❗️」・・・
と自分で「しきたり」を組みなおし、
本縫いを始める。
これが大事。✨
習慣化について
「基礎習慣」は親の役割。
命に関わるものに関しては親は努力する。
- ハミガキ→口の中を清潔にする事によって病気を防ぐ効果がある。
- 早寝早起き→人間は長い間「日が登ったら起き、日が沈めば寝る」という生活をしてきたので、それをするのが自然で体のためになる。
食について
日本では「バランス良く食べる」
というのがいいとされているが、
あまりそれにとらわれる事なく、
好きなものを食べる。
嫌いなものを無理に食べさせても
「好き」にはならず、
逆に「食べる事」自体が
嫌いになってしまう可能性がある。☝️
嗅覚と味覚
「嗅覚」と「味覚」は
実は赤ちゃんの頃が最も発達していて、
どんどん衰えていく。
人間の舌には味蕾(みらい)という
味を感じる器官があって、
大きくなるにつれ、味蕾が減っていく。
小さい頃は「苦味」「酸味」などを
「毒」だと認識して、
食べないようにして、命を守るようにできている。
大きくなるにつれ、味蕾の数が減り、
食べられるものが増えてくるので、
「嫌いなもの」は無理やり食べさせない。
異なる2つのメッセージを
同時に子どもに与えない。
口では「いいわよ」と言いつつ、
目では「絶対ダメ!」と出てしまうお母さん。😓
「分裂症」の原因になるともいわれており、
子どもに「悪影響」を与えてしまう。
「いいお母さんじゃないと‼️」
にとらわれず、
人それぞれ「自分のやり方」でいい。
「もう!」と文句を言いながらでもOK
子どもに対して
「2つの異なるメッセージ」を送らなように気を付ける。☝️
子どもの気持ちを尊重したい
子どもの「精神的満足度」がワースト2位
これが日本の現状。😓
「幸福度」が高い地域の子育てとは?
それこそベビーカーに乗っている
「赤ちゃん」の頃から
「あなたはどうしたいの❓」
と問いかけ、子どもの意見を聞く子育て。
「あなたはどうしたいの❓」
「お母さんはこう思うけど、
あなたはどう思う❓」
「今、時間がないから急ぎたいんだけど、
どうしたらいい❓」
自分の意見も伝えつつ、
子どもの意見も聞いてみる。
常にこれをするのは難しい・・・😓
ただ「最終的に子どもに決めさせる」を
意識した子育てをする。
よく使う手法としては
2つのものを並べて「どっちにする❓」
「ご飯食べてから宿題する❓」
「宿題してからご飯食べる❓」
なんていうのもある。😅
想像して共感する
「子どもの思い」を受け止めると
子どもは満足する。
最初に
「その気持ち、わかるよ」
事例:
「ジャンケンして負けた方がゴミ捨てね☝️」
ジャンケンポン✌️
→子どもが負けたけどゴミ捨てに行かない・・・😓
→「ああ、ジャンケンに負けたのが悔しかったのね」
→共感すると「ゴミ捨て」に出発。👍
子どもはきっとこう思うだろうな。🤔
と想像してみて、共感する。💖
これらをできるようにするには?
お母さんの「心」が大切。
お母さんがイライラしていたらできない・・・💦
「お母さん」である前に、
「私」として
何がしたいか、何が好きかを考える。
汐見先生からの課題
我が子を1人思い浮かべ、
20個の「いいところ」を書く。
「いいところ」は「やさしい」など、
誰にでも当てはまるものではなく、
「我が子」にのみ適用されるもの。☝️
書き出す事により
「悪いところ」だと思っていたところが、
見方によって「いいところ」だったりする。✨
20個書き出したら、
清書して「冷蔵庫」に貼る。
貼ったら「20個」丸暗記する。
→これをする事により、
対応が柔らかくなる効果が。
「うちの子いいとこあるじゃない⁉️」
と気づけたら、子育てが少し楽になる。💗
おもしろい「講演会」だった。
「4人の子育て中」の木村智浩さんが
抜群の「質問力」でありがたかった。👍
「講演会」の後いつも思うのは
「母親自身」も自分の居場所を
自分でつかみ取りに行かないといけないという事。
これはね・・・
子育てに追われる毎日だと
「生きてるだけで精一杯」という事もあるから。
なかなかむずかしい・・・😓
↓ 相談する場所もない時は本を読もう。